蚊に刺されて痒い季節になりました。
特にやぶ蚊やブヨに刺されると痕も痒みもひつこいので嫌ですね。
私もパートナーの俊昭さんもよく刺されるので
以前は蚊取り線香や蚊よけスプレーなど、一日中使っていました。
けれども私が化学物質過敏症を発症し
殺虫剤の成分の恐ろしさを知った今は、一切使っていません。
昔懐かしい、蚊取り線香
エアゾール式
燻製式 火を使わないけれど煙が出るタイプ
燻製式 煙が出るタイプ
電気蚊取り
どうして殺虫剤が身体に悪いのでしょうか。
殺虫剤には、フェノトリン(ピレスロイド系殺虫剤)とメトキサジアゾンという
どちらも毒性のとても高い化学物質が使われています。
農薬と同じ成分ですが、不快害虫を防ぐものとしての製品なので
毒性の高い成分を使っても農薬取締法が適用されず、製造承認などの規制はないそうです。
製品には「妊婦や子供、動物には注意して」と添えられて販売されていますが
毒性のある物質を吸い込んで安全なわけがなく、全ての人に危険だと思う方が良いと思います。
死んでしまうのは蚊やゴキブリ、ネズミだけではなく
飼っている猫ちゃんワンちゃん、鳥ちゃん、魚ちゃんも・・・
化学物質過敏症を発症してからは、自分が使っていなくても
殺虫剤や蚊取り線香などが漂ってくると、速攻で頭痛、目や喉が痛くなり、吐き気を催します。
以前、私が舞子の家に引っ越しをする前、部屋に思いっきりバルサンを炊きました。
薬剤を噴射してから何日も明けてから家に入りましたが
その間窓を閉めていたので、薬剤がかなり残っているのを感じました。
これも化学物質過敏症を発症する要因のひとつだったのかもしれません。
肌に直接吹きかける虫よけスプレーも、毒性の強い殺虫剤
下の商品のような、肌に直接殺虫剤をスプレーするタイプもあります。
昔使ったとき、無香料と表示していますが臭いでむせ返るし
肌は荒れるしでひどい目に合いました。
この商品の説明には「アース製薬独自の虫よけロングキープ処方」と表示されていて
神経毒性のあるディートという化学物質が使われています。
ディートは害虫の感知能力を攪乱し、吸血行動を阻止する効果があります。
ディート不使用虫よけスプレーもあります。
でも肌には直接吹きかけないでくださいね。
こちらの商品説明から引用させて頂きます↓
ディートはアメリカ軍が研究し、兵士がマラリヤに感染しないように 開発された薬で、ベトナム戦争、湾岸戦争などでも使用されました。けれども帰還兵に原因不明の、疲労や記憶低下・関節痛など湾岸戦争症候群の原因物質の一つとしてディートは疑われています。
ディート不使用のハーブの虫よけスプレーを、手づくりしてみる
化学物質過敏症を発症してから、あまり蚊に刺されなくなりましたが
その代わりにパートナーがよく刺されるので
ハッカ油を水とエタノールに混ぜて、部屋やベランダ、カーテンにスプレーしています。
今年になってから使っていますが効果はあるようです。
天然ハーブも化学物質。取り扱いは慎重に
ハッカ油の他にもシトロネラやユーカリも混ぜると、効果があり爽やかさも増しますが
気を付けて頂きたいことがあります!
このハーブの虫よけスプレーは有毒なディートを使用していませんが
ハーブ自体がとても強い刺激物なので
肌に直接吹きかけたり、目に入らないように注意してください。
また私のようにイネ科に反応する人は、シトロネラにも反応しますので
その場合はハッカ油だけ使用し、様子を見てから使用するようにしてください。
そして動物や鳥、魚などがいるところでは、使用しないでください。
草むらへ行く際は長袖、長いズボンをはいて(服の上からでも刺されますが)
ハーブの虫よけをスプレーしながら、心地良い夏を迎えたいと思います。
今朝の舞子浜ウォーキング 183/365。
雨風強い朝。
和歌山の方が少し明るくなって見えます。
波をずっと見ていたいです。
それではみなさま、今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。。。!