市民反対運動や私も賛同した署名運動もかなわず
2024年6月に開園される神戸須磨シーワールドで
再びイルカとシャチのショーが行われることになりました。
神戸須磨シーワールド6月1日開業 料金最大3700円 1人6万円超ホテルにイルカ鑑賞プール
神戸須磨シーワールドへ行く事を、とても楽しみにされている方も多いのですが
今回のブログは水をさすような内容です。
でもそのような方にこそ、読んで頂きたいと思います。
神戸須磨シーワールドのイルカとシャチは、どこから運ばれてきたのでしょうか。
鴨川シーワールドのシャチということや
フランスのマリンランドのイルカということが言われていますが
はっきりとしたことがわかりません。
どこから運ばれたにせよ、これらのイルカやシャチたちは
自然の海へ解放されるべきでした。
海外ではイルカやシャチのショーを禁止されていますが、日本はまだその規制がありません。
本当に残念でたまりません。
神戸NEXTの記事から画像をお借りしました。↓
死ぬまで芸をすることになったイルカたち。
小さな水槽で飼われるシャチを見ながら食事をする人間たち。
イルカは人に触られることに、とてもストレスを感じます。
ひと昔、私は京都水族館のイルカショーを観て
イルカのぬいぐるみが付いた帽子をかぶって写真を撮り、喜んでいました。
でも帰宅してから、天草で野生のイルカと出会った時のことを思い出し、考え直しました。
イルカがどうやって捕獲され、水族館へ連れて来られるかをみなさんご存知でしょうか。
海で過ごす野生のイルカを、漁師たちがこん棒で殴りながら捕らえます。
これを追い込み漁といいます。
血だらけになったイルカは、食用か調教かに選別されます。
親子は引き裂かれ、お母さんイルカは食用にされ
子供イルカは水族館へ連れて行かれます。それまでに息絶えるイルカもいます。
調教する際には、命令に従わせるため、食事を十分に与えません。
薬漬けにされて、病気になったら小さなプールで隔離されたままです。
実際に私も昔の須磨水族館で隔離されたイルカを目撃しました。
これを虐待と言わずにいられるでしょうか。
私はまだ観ていません。賛否両論、話題になったドキュメンタリー映画です。
Wikipediaから画像をお借りしました↓
もし怪我をしているイルカやシャチを助けるために飼育するのであれば
怪我が治った時点で、自然の海へ還すことを、人間が努力を重ねるべきです。
お金儲けでショーをする人間のために、イルカは生きているのではありません。
日本から一日も早く、イルカやシャチのショーが無くなることを願い
私は神戸須磨シーワールドへ足を運びません。
それがイルカやシャチを救う道だと思うからです。
私はイルカやシャチの本来の姿を、子供たちに語れるような人間になりたいと思っています。