リンパマッサージの場所&注意点
さて問題です リンパってどこにあるでしょう???
実は700以上にもなるリンパが全身に存在します。
ただ、上のイラストを見てもらえればわかるように、全身にはいくつかリンパが集中しているところがあります。その個所のリンパの流れを良くすることで全身のリンパ液がスムーズに流れるようになります。
リンパの場所
リンパマッサージをする場所をわかりやすく説明します。
はいっ、おっぱっぴ~
って、違うか
何気にリンパのポイントおさえちゃってるし・・・
やっぱりもっとセクシーなな女性の画像を使って紹介します
おもなリンパ節は、鎖骨、脇の下、そけい部、おなか、耳の前、ひじの裏、ひざの裏にあります。
鎖骨リンパ節
体内の流れたリンパが最後に心臓に戻れ流れ込む場所で別名=「身体のゴミ捨て場」
時間がどうしてもないときはここを刺激するだけでも効果がある。一番重要なリンパ
腋窩リンパ節
ノドや肺に近いので、外部からウィルスなどが体内に入った時に、真っ先に免疫機能が働き、腫れやすい場所。
顎下リンパ節
顔から首へ流れるリンパがここを通るので、流れが悪くなると二重アゴや顔のたるみが置きやすくなる。
腹部リンパ節
ここが滞ると腰まわりがぽってり太くなるうえ、子宮や腸の働きが鈍り、便秘や生理不順、子宮・卵巣の病気などを引き起こす。
鼠径リンパ節
下半身のリンパ液が流れ込む一大ステーションなので、ここが滞ると下半身が太くなり、浮腫んだり冷えたり、ヒップもたるむ。
膝窩リンパ節
ここが滞ると、足首がブヨブヨとしメリハリがなくなる。リンパ液の詰まりがひどいと、血管やリンパが腫れて静脈瘤になる。
これらの6つのリンパが刺激をする主なポイントとなります。
リンパマッサージのポイント
もっとも大切な基本は、次の3つです
強さ
順序
方向
強さ
あくまでも優しく。手の重みでさすったり押したりで十分です。
強すぎるとむくみや内出血などの原因になります。
強く圧力をかける場合には専用のジェルなどが必要です。
リンパマッサージの手法は2つ。押すとさするです。
どちらも優しく行ってください。
他のマッサージのように揉むはありません。
順序
リンパの最終出口である鎖骨から始めることが重要。
鎖骨のリンパは、体内を流れるリンパが心臓に戻る前に最後に集まる、老廃物の出口のような場所です。
よく部分別のリンパマッサージの方法を見かけますが、最初にここの流れをよくしておかないと、いくら他の部分のリンパマッサージをしてもあまり効果が得られません。
鎖骨のくぼみ
(顔のマッサージをする場合はここに入ります)
首
胸
ひじ裏
指先
お腹
ひざ上
足首
つま先
部位を飛ばす分には全く問題がありませんが、必ず鎖骨だけは忘れずにマッサージしてください。
方向
全身にある各リンパ節に向かって、リンパを流してください。
ポイントは『リンパ液の流れに逆らわない』こと。
リンパ液の一定の流れに逆らわないようにすることが重要です。
1・鎖骨のくぼみ(くぼみに沿ってさする)
2・首(耳の下)→鎖骨のくぼみに向けて
3・胸→脇の下に向けて。胸の上だけでなく、下も忘れずに。
4・脇の下→心臓に向けて。
4・ひじ裏→脇の下に向けて
5・指先→ひじ裏に向けて
6・お腹→脚の付け根にむけて
7・ひざ上→脚の付け根にむけて(表も裏も)
8・足首→ひざ裏に向けて
9・つま先→足首に向けて
リンパマッサージで一番大切なリンパ節は、鎖骨リンパ節です。
特に、左側の鎖骨リンパ節は、全身を流れるリンパ液のほとんどが、ここで「鎖骨下静脈」と合流して心臓に戻るので、体内のリンパ節のうちで、もっとも重要なポイントです
体中の老廃物がここに集められてくるので、ここのリンパ節だけは絶対に流れをスムーズにしておかなければなりません
化粧をする前に、人差し指と中指で鎖骨を挟み、20回ずつこするだけでも化粧ノリが違ってきますよ!
時間がない日は・・・
忙しい方でも、毎日最低限のポイントを押さえてマッサージすることもできます。
ポイントは4つ。
短時間でも構いませんので、その4点を優しくマッサージしてください。
ポイント1・鎖骨のくぼみ
ポイント2・脇の下
ポイント3・脚の付け根
ポイント4・ひざの裏
この4ポイントは特にリンパの流れが滞りやすい場所です。
向いてない人
次のような場合には、リンパマッサージを行うことは避けてください。
・心臓疾患 ・感染症 ・悪性の病気 ・低血圧
・妊娠3ヶ月まで ・喘息の発作時
・腎臓に問題のある人
・化学療法を行っている人
・臓器移植している人 ・高熱のある人
・生理中 脾臓摘出者 飲酒後 食後直後
・皮膚の炎症のひどい人
より効果的に
リンパマッサージをより効果的に行うポイントがあります。
マッサージ前に水分補給
リンパマッサージの前にコップ1杯の水を飲むとリンパ液の濃度が薄まり、リンパ液が流れやすくなります。
その結果、リンパマッサージの効果がよりアップします。
リラックスした環境
好きなアロマや、ヒーリングミュージックを流すなど、リラックスできる環境を作って、リンパマッサージ
をしてください。リラックスした状態で、ストレスから解放されれば、リンパ管がゆるみ、体液の流れがスムーズになります
就寝前・入浴後が最適
入浴後は、体が温まっていて、血行も良く血管も開いているので、リンパマッサージを行うには最適の時です。 就寝前に行うことによって快眠効果があります。
次回はいよいよマッサージの方法に入ります
お楽しみに
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