資産運用?と、もしもの備え | 2025 中学受験に向けて

2025 中学受験に向けて

2024年1月現在・小学5年生の娘の中学受験までの学習、活動などを綴っていきたいと思います。SAPIX には新2年生から通塾中。

私がほとんど触れてこなかった「お金」の話です。(苦手)

どちらかというと私は金遣いが荒く、管理は適当です。
賢く生活費を節約できておらず、コツコツ貯金もできる方ではありません。
株はよくわからないので、妻に任せています。

しかし、資産として伸びそうなところにお金を突っ込んで放置していたら、想像よりも増えておりました。

将来の子供の教育費は万全か?
老後の生活費も万全か?
未来のことはわかりません。
しかし、私の「もしも」の時に対する備えとしては、そこそこいい感じになっているように思います。


 マンション

今住んでいるマンションは二軒目です。 
はじめのマンションは売却、購入価格の 108% ほどで売れました。(諸費用、ローン利息を考慮しても儲けあり。)
都内はここ数年でどんどん不動産が高騰し、買い替えた今の住まいは購入時の 140%ほどの価格になってしまいました。
(* 売却価格 - 支払い済ローンでかなりの売却益がでますが、近くで買い替えるには同じくらいの費用がかかるのでそれをやると儲かりませんが。)
いずれにせよ、急に自分が死んでしまったら、団信(団体信用生命保険)が適用されるのでローンは完済扱いになります。
妻子はマンションを売却してコンパクトな物件に買い替えてに住むのもあり(売却益の差額をゲット)、そのまま住み続けるのもあり。

⭕️いざという時、妻子が住居を心配するリスクはほとんどないと思います。
賃貸だと、生きている限り家賃が発生しますから、世帯主が亡くなったときに住居費のリスクがあると思います。
この点においては住宅ローンにはメリットがあると思います。

* 転勤の多い職業、地域によってはマンション購入が向かない可能性があります。
しかし、「あなたはマンションを買った方がいい」と思われる賃貸住まいだった知人・2人に強くマンション購入の検討をお勧めしたところ、
1人は購入時の2倍ほどの資産価値になり、もう1人も購入時の130%くらいの資産価値になり、決断が正しかったと感謝されました。今だったら、同じ地域に買うのがむずかしいと思います。
まあ、すぐに売らないと思いますが、売却して、元の賃貸アパートに移り住んだとしても、大きな売却益を得ることになります。
この先どうなるかはわかりませんが・・、海外の投資家から見れば都心の物件なんてとってもリーズナブルでお買い得でしょうから、不動産相場を下げる必要はなさそうに思います。



 生命保険

貯蓄がわりになる終身保険をコツコツかけています。
ただ、万一の時に教育費や生活費を考えると少し心許ないな・・と思って、やや大きい保険額や月額の生活収入相当の額が出る掛け捨ての保険もいくらか組んでいました。
約10年ほど前から、「現金を持ってても使っちゃうから」ということで、貯金がわりのドル建て保険にも入り、老後の備えとしました。
*名称はオブラートに表現しています

結果、
・終身保険:当初目標の半分くらいまで支払うが、現在の状況を踏まえて一旦支払いどめに。(解約ではないので、いざという時にはそれなりの保険金が出る。)
・掛け捨て(家族年金);現在の家計状況を考えるともっと抑えても大丈夫なので条件を変更する。
・ドル建て:加入当初よりも円安で資産は1.3倍。利回りの良い保険なので、このまま持ち続けることで将来は支払い積み金額の 170% ~ 200%倍以上に増える見通し。

ちなみに、今後は年齢的に体にガタも来るだろうということで、医療保険、入院保険には入ることにしました。


*契約者貸付:
いつでも解約返戻金の9割まで引き出せる仕組み。(= 満期の65歳とか60歳じゃなくてもいざという時に使えますよ、ということ。)
* すべての保険会社がそういう仕組みを使っているかは知りません。
たとえば、終身保険で200万ほど積み立てているとしたら、100万円までは引き出せるというもので、ドル建ても同様。
つまり、ドルで貯金しているようなものなので、かなりの利息がついた預金になっているということ。(日本円だとこんなに増えていない)
—> 手持ち現金をたくさん残すのではなく、ドル建て保険にできるだけぶっ込んでおこうという判断が結果的に正しかったことに。
・掛け金として捨てたわけではなく、実質的な預貯金としての蓄えができた。
・まとまったお金が必要なときがやってきたとしても(教育費、留学費、その他不測の事態)、蓄積してきた保険を一定額まで引き出すことができる
(これは契約時にはよく理解していませんでした。結果的に、預金ではないが、預金のように自由に引き出せる(一定額まで)資産を増やすことになった。
 引き出しても、その後に返済・預け直すのも自由。)

⭕️生命保険の設計としては、「もしも」に備えた生活費・教育費を補うことでした。
妻の収入も増え、子供の扶養生活も残り10−12年くらいでしょうから、保険でカバーしなければならない部分も加入当初よりは減っています。
一方、ドル建て保険によって当初想定よりも資産的には増え、保険を活用したリスクヘッジ + 資産運用としてはうまくいったと思います。
保険もムダにならないお金の掛け方をすべきかと思います。


 401K 確定拠出年金

給与天引きの形で毎月xx万円が401K に入っていきます(定年後の資産として引き出せる)。
資産は、国内・海外の株式、債券などに配分して運用する仕組みです。
金額が小さい時はあまり気にしていなかったので完全放置でした。
しかし、勤続年数が増えて蓄積額も大きくなった頃から、海外株式・ファンドの配分を大きくしてみました。
そうすると・・・ここ数年の資産の伸びが著しく、これまでの賭け金の総額を100%とすると、240%相当に増えていました。
運用利回り10%以上。
しっかり運用できている人もいる一方で、よくわからずにノータッチで利回りの低い運用をしている人もかなりいそうに思います。

⭕️正直、こんなに貯まって増えるものだとは想像だにしませんでしたが、まだまだ増えそうです。
自分が引退した時の年金として、「もしも」の際の保険として、想定にはなかった埋蔵金ができていました。



上記の3点(マンション、保険、401K)、
いずれも簡単にお金を引き出せないものであり(保険は契約者貸付によりこの限りではなくなった)、
一瞬でお金を溶かすリスクが少ないものです。
天引き、ローン、保険支払いなどの形で強制的に持っていかれるのも良かったのだと思います。
計算高く、堅実にやりました、ということではないですね。

たまたま・・・できただけ。



しかし、
自分がポックリいったら、
ローン完済益(or 売却益)、保険金、401k埋蔵金を受け取ることができる妻子がちょっと羨ましい・・・!