【算数】 新6年生に向けたテコ入れ ~ コベツバにトライ、ご褒美制度の見直し | 2025 中学受験に向けて

2025 中学受験に向けて

2024年1月現在・小学5年生の娘の中学受験までの学習、活動などを綴っていきたいと思います。SAPIX には新2年生から通塾中。

算数のテコ入れをしようとしております。


 テキストを整理しました。

 4年生からのテキスト(B5のみ)を一部保管していましたが、5年生テキストも併せて分野別に整理。

 5年生のB4は廃棄 (11月くらいまでのもの)
 難易度が上がってつまづいた時、最も簡単な原理を確認できるよう、超基礎問題を残しています。
 場合の数、比、速さ、立体/体積 など・・。簡単問題を抜粋してレベル別に一気に取り組ませるなど、ケースバイケースで活用予定。
 *時間もなくなるのでもう少し減らすべきか・・・。あまり取り組めなかった計コンページ専用ファイルも作成。

 基本、応用 (⭐️1、2) を重点的にやる。

 先週からは特に時間を割いてデイリーサピックス、サポートともに2周くらいやりました。(34, 35, 36)
 以前まではデイリーサポート(B4)もほぼ全部のアプローチに取り組んでいましたが、あれは⭐️3つの発展問題が混ざるのですよね・・。
 それで時間をとられ、B5の数値替え問題はテスト前までできないことも多く・・・。
 基礎、応用の定着、活用が危ういので、⭐️3つと思われる発展を除外し、基礎の取り組み回数を上げてみます。
 >> 基礎力定着テスト(2週前の復習小テスト)、デイリーチェック(先週の復習テスト)、ここで安定的に9割はとりたい・・。

 コベツバ始めました。

 ポイント動画でその週の汎用的な原理を確認。SAPIXのアプローチ問題の理解を補完させるために活用。類題まで取り組みたい。
 かなり前から注目し、活用のタイミングを見計らっていたのですが、、、学習方法の記事を見ていく中でこれだと思ったのが「抽象化能力」。
 野菜のみじん切りを覚えるにあたり・・、玉ねぎのみじん切り、にんじんのみじん切りなど・・全部のパターンを覚えようとはしないよねってことです。
 そのように見えてしまったら汎用性がない、応用力がついていないということなので、必要最小限の汎用的な技術(=基礎) が何なのか、しっかり学んでもらいたいと思います。 
 上の基礎が定着・活用できるまで2、3周やるというのもコベツバの方法を参考にしているものです。(やろうとしても時間が捻出できなかった。。)

 

(参考リンク)

コベツバ学習方法 一覧

https://chugakujyuken.kobetsuba.jp/category/sapix/gakusyuhou/

相談No1:サピックスで算数が得意だったアルファ下位の男の子

https://chugakujyuken.kobetsuba.jp/sapix/gakusyuhou/soudan-1/

相談No4:算数がやや苦手な頑張り屋さんのサピックス5年生の女の子。

https://chugakujyuken.kobetsuba.jp/sapix/gakusyuhou/soudan-4/

デイリーサピックスの毎週の学習スケジュール(デイリーサピックス含む)

https://chugakujyuken.kobetsuba.jp/sapix/dailycheck/daily-2/

6年生の前半に何をすればいい?】土台の完成度を上げ切る旅 -受験学年のカリキュラムを見通して6年生前半の位置付け-

https://chugakujyuken.kobetsuba.jp/jyuken/gakusyuhou-jyuken/sapix6th-season-newgrade-1/

抽象化能力が高い子供、低い子供

https://chugakujyuken.kobetsuba.jp/jyuken/nouryoku/qa-12/ 

コベツバ×学年成績パターン別 算数勉強法まとめ〜コベツバを有効利用した学習法〜

https://chugakujyuken.kobetsuba.jp/sapix/monthly/kobetsuba-sansu-pattern-1/



 インセンティブ(シール)制度見直し。

 家庭学習時間の合計が100時間を超えたらご褒美としてアイスクリーム、本・漫画を買ってあげることになっていました。
 年末よりルールを調整しまして、3年生くらいまで行っていたシール制を復活、インセンティブも細分化し、景品にコピックペンなども追加しました。
 ## コピックは色数を増やすほどに繊細な表現ができます。クリスマスにゲットした24色では十分とはいえないのです。
 そもそも、自分の人生なのだからもので釣られなくてもやった方がいいのは当たり前です。ただ、そこまでの精神年齢に達していない以上、それで動かすのにも限度がありますし、ゲーム感覚で目の前のニンジンを求めて頑張っているうちに、自分ごとになればいいと思っています。(ただでさえ何時間もの勉強は必要だと思って頑張っているので、『それ以上』を自発的にやるための動機づけです。)

 【インセンティブ
 ・勉強時間は50時間単位でシール xx 枚
 ・SAPIXテストは偏差値60以上、65以上、70以上でシールxx枚 (総合、科目別どちらでも)。(*算数・理科は55以上でシールありという甘ちゃんルール。)
 ・外部テストは受けるだけでシール x枚
   ・デイリーチェック、基礎力定着テストは150点、100点、ならシールx枚
 ・授業参加 xx回につき シール xx枚

 【ペナルティ
 ・デイリーチェック(全科)、基礎力定着テストが 50%以下なら -1枚。
 ・マンスリーで偏差値xx以下なら -1枚 (年に1回出るか出ないかの低水準です)
 ・鼻水を舐めたら -1枚
 ・机を叩いたり、床を踏み鳴らしたら1回につき -1枚
 ・パパの顔を叩いたり蹴ったら -3枚、体を叩いたり蹴った場合は -1枚 (1回あたり)
 ・テーブルの上に足を上げない、休憩時間が終わって呼ばれたら30秒以内に来る、大声出さない、、etc…


ルールを細かく指差しの手帳に書いています。
*明文化されていないことやその時の気分でペナルティを与えない、「法治主義(罪刑法定主義)」の徹底です。

さらにペナルティは細かくいろいろありますが、制度設計の理念としては、無理なことは求めていません。
・お行儀よくやってもらいたい
・算数の勉強の質を高めてもらいたい = 時間をこなすことを考えずに丁寧やれば十分クリアできる目標
(—>> 計算過程を丁寧に書くなど、イージーミス撲滅を徹底。また、基礎の型となる書き方は繰り返し書くことで身につける、など。
でたらめをなくすだけで得点力が上がって、高いインセンティブがもらえます。)


🐎指差しを水飲み場に連れて行っても、水を飲むかどうかは🐎指差しの意思に委ねられます。
そこで、「水を飲んだ方がお得だ!」かつ、「ちゃんと飲まなければ損をしちゃう!」仕組みを導入しました。


頑張っているのに評価されない、とか、達成不可能な無謀な目標はないです。
普通に頑張るだけ(塾に行って家で言われた勉強やるだけ)でも十分評価されるが、頑張りの質を高めるとさらに良いご褒美設計です。
しかし、時間が過ぎるのを待つような勉強態度だとダメかもしれません。

あとは・・・家の中で親に迷惑をかけないでほしいと思っています・・ので・・・、”悪い” ことをやると努力があっという間に台無しになる仕組みです。