帰省時の墓参りついでに、母が趣味で作っている野菜を見てきました。場所は既に亡くなった祖父母の住まい宅の庭先、田んぼの一角です。(もう誰も田んぼも作っていませんが田んぼに囲まれています)
はくさい、だいこん、にんじん、ほうれん草、ブロッコリー、ピーマン、トマト、金柑などいろいろあります。
冬に収穫できそうな野菜がわかったかな?
トマトの実も大きかったですが、今は赤く色づかないと。
ここは山奥の一軒家、人が住む最寄りの集落まで約1キロメートルちょいあります。
実家はここから26キロほど離れていますから、母の野菜作りもいつまでできるのやら、、バスが1日に2本くらいしかなく、最寄りの電車の駅より実家の方がここに近いので、公共交通機関の移動はほぼ役立ちません。
車や原付での移動が難しくなれば、自力でくることが無理でしょうから、あと数年が限界かな。。そう考えると、この写真のような畑の光景を見る機会も僅かですね。
近い将来に起こる現実ですが、考えると切ないです。
社会の教科書で学ぶような地方、過疎の問題については、こんな親類の身近な事例をもって子供は理解できるはず。
田舎なので、焚き火も自由。
山火事にならないように配慮しますが、東京では制限されてしまう経験です。
うちはキャンプやバーベキューもしないから火をつける経験も娘は乏しいのです。(花火はたまにやる程度)
煙が臭いとか、吸い込むと危ないというのもほぼ知らない。今回の焚き火で初めて実感したかな?4年ほど前に同様に焚き火したくらいの経験しかないから。。
この祖父母宅から歩いて2-3分で川があります。下流にはキャンプ場がありますが、この家自体がキャンプ場みたいなものだから、わざわざキャンプをしたいと思ったことがありません。
五右衛門風呂に薪を焚べて燃やすのは子供のころから好きでしたし、庭のドラム缶で薪や杉枝、ゴミを燃やして冬は暖を取る。(単に火遊びが好き。)
生け簀に生捕りにした天然うなぎは、食べたい時に祖父が捌いて蒲焼にする。(養殖のうなぎや鮎は社会人になって初めて食べました。)
夏は親戚で庭やらダイニングでバーベキュー。
今思えば贅沢な環境です。
都会暮らしにはアウトドア好きな人が結構いますが、彼らが自然をありがたがるのに対し、自分へあまりにもナチュラルにど田舎暮らしをしてきたため、アウトドアにいちいち感動したり楽しんだりできないので、キャンプやバーベキューを面倒だと思ってしまう。
結果的にそういう機会が少なくなり、
娘が超都会っ子になってしまったのだと思いますが、これは反省点です。
だからこそ体験学習の機会が多い私学に入れたかった、
というのもあります。。