元漫画少女の雑記帳 -24ページ目

三色すみれ/山岸凉子



山岸凉子氏の初期作品。





いやあ!なかなか救われなかったり、その後は想像して

下さいな♪という終わり方・・・うっ。


三部作でおそらく三人のヒロインたちは血縁関係が

あるんでしょうが・・・三人とも救われねえ・・・っ。



これってネタバレ??

見てみると1973年発表なので流石にいいかな。



1973年ってオイルショックの頃だったか。

なんとなく幼心にトイレに行くのに何か大変だった

記憶がある。おそらくトイレットペーパー関係だろうけど。



おっと・・・なんで悲恋?ものの作品について書こうとして

いるのにトイレットペーパーの事になってしまうのだ。

まっ、間違ってもこの本を手放して便所紙にリサイクル

されることは絶対ない位お気に入りな作品でっす♪

・・・ということで無理やりまとめてしまうぞ。





ちなみに

第一部は不幸な出生の女の子の話。

「は?これで終わり!?・・・救われないじゃないか~~~」



第二部は第一部にチラッと出てくる肖像画の美人の話。

美しい!美しいと幼い頃から言われ続けたせいで

それが当たり前になっちゃって(ここらへんは「黒のヘレネーの

原点?)、いつのまにか自分大好きになった美女の話。

ちょっとだけ「風と共に去りぬ」を彷彿とさせます。

「へ?これで終わりかいっ・・・救われない・・・」


第三部はもしかしたら第一部の2人の子孫でしょうか。

ちょっとトンでます。

これも・・・なんだかスッキリしない~~~~。




という、読者泣かせの三部作。



それにしても山岸作品って後味が悪いのが多い・・・?

日出処のクライマックスもショックを受けた方も多い

んじゃないかな~と思われますが、この三食すみれ・・・

いや、三色すみれも山岸作品らしい?終わり方です。



未読の方、ネタバレしまくってごめんなさい。




Books Ranking


だからかわりばえが・・・っ・・・





結婚よそうよ/松苗あけみ


相変わらずいつ見ても松苗あけみさんの絵は美しい。

モノクロもカラーも美しく描ける人ってもしかしたら少数派

なのかも??と思うんだけどどうだろうか・・・。



この「結婚よそうよ」は全3巻だけど、内2巻が同じ主人公で

3巻だけはまた別の話となってて読みきり状態。


個人的にはどれも好きだけど特に1、2巻の三葉とこうたの

話がお気に入りです。(表紙の二人)


この2人の関係は高校時代の部活の先輩と後輩。

あ、三葉の方が先輩ねっ。


んで、ただお互い経済的に便利だからという理由で

一緒に住んでいる。

なんというか同棲と共同生活の間ってところか?


お互いそれぞれ理想のタイプと恋愛したいと頑張っては

いて、出会いはそれなりにあるのになかなか上手くはいかない。


そして理想のタイプを探しつつも、お互いの心の中は

さっぱりとただの先輩後輩ではないというのも

良くある話ではあるけど、このぶっとんだ2人だと楽しくさえ思う。



何が何でも結婚だけはしたくないとかたくなな三葉。

理想の彼女と結婚したいこうた。


軽~~く読めるラブコメディです。

やっぱりこういうのが松苗作品の個性だねっ。



ねっ。




「結婚よそうよ」全3巻 講談社


Books Ranking




変わり映えしねえ・・・




ガラスの仮面ライダー



2007年放映作だよ。

今はとっくに終了してその後「キバ」「ディケイド」「ダブル」と

新しい仮面ライダーが始まってるよ。


なのに・・・っ


これ一度通して見てしまうと他のライダーシリーズ観る気が

しない。(「キバ」の名護さんとキングのところだけ別)



といっても全作観たわけじゃないんだけどさ・・・

とりあえず息子と「キバ」一緒に観ててあまりもの津雲むつみ系

というかなんというかの昼ドラも真っ青なドロトロ恋愛事情

見せ付けられた後、キバの映画に出てきた電王キャラ見て

なんかこっちは面白そう?と思って・・・見たわけだ。




やばい。


この齢にして



ハマった。



仮面ライダーって幼い頃に弟と「アーマーゾーーーン」あたりを

見て以来だ。

「キバ」以降のディケイドとダブルも時々息子に付き合って

見てるけど、テンション上がったのはディケイドの電王・キバ編

のみって。

つか、テンション上がる自分に対して複雑。まあいいや。




とにかくこの電王は話が分かり易い。

キャラクターがイキイキとしていて魅力的。

主演の男の子は新人だったらしいんだけど、1000の仮面を

持つ少年だと思う。

オーディションで決まったらしいけど、審査員たちの気持ちは

ガラカメ第一話の月影千草そのものだっただろうな~。



ある意味多重人格モノなんだけど、別人格に変わる時など

演技がとても上手い!最初「ほにゃら~」と見てた時は

モモタロスが憑依した主人公は別の人だと思ってたくらい。


ちなみにその「1000の仮面を持つ少年」の名は佐藤健という。

"さとうけん"だと思ってたんだけど、"たける"と読むそうだ。

で、電王以降も順調にお仕事をこなしていて先が楽しみ。

彼なら紅天男も演れる・・!おそろしい子!

(いやマジ演技上手だと思う。アイドル化せず正統派の俳優として

成長し続けてくれたらな~。)





またそのうち電王の事書いちゃえ。とりあえず長くなりそうなんで〆ッ。






ボタンをかぞえて/萩岩睦美



萩岩睦美さんは小学生の頃「りぼん」にて名作「銀曜日の

おとぎばなし」をリアルで読んで感動してたんだけど、

25年位経った今でも全然感性が衰えてないじゃんと思う

漫画家さんの1人。



この「ボタンをかぞえて」は表紙を見るとおばあさんと孫の

お話かな?と思ったんだけど、なんとこの二人は親子。

一応46歳で出産した云々というセリフがあります。



小さい頃はとにかく「おかあさん大好き」っ子だった娘も

成長していくにつれて、うちのお母さんはよそのお母さんと

違う!家だってなんでうちはこんなに貧乏臭いのか・・・

なんて悩み始めます。


そして思春期にはとうとう問題も起こしてしまったり。



なーんか、実際育児やってて、そういう子供の悩みが

リアルに感じられて心に突き刺さる。

キツイよ・・・萩岩さま(ちなみに同市在住なのだ♪)。


その悩み・コンプレックスを抱え続けて大人になった娘と、

年老いた両親の真実。



泣けるで。(By.キンタロス)



これは1人で読む事をオススメします。




「ボタンをかぞえて」全1巻 集英社

(同時収録「タマオ」「くるみの願い」)


 

Books Ranking






海月姫/東村アキコ

   



モーニング掲載の「ひまわりっ!」を読んだのが東村作品を

読むきっかけとなったのですが、なんと・・・っこのひまわりっが

雑誌では完結したらしい。

今の所12巻まで出ているんだけど、結局全14巻なんだそうだ。

久しぶりかなり好きになった作品に出会えたのでショーーーック!

ついでにまたモーニングで新連載はスタートするらしいけど、

健一1号2号、節子、副主任、関先生などなどの魅力的な

キャラクターに会えないっていうのも結構悲しい。



それで同じく現在他誌にて連載中の「くらげひめ」というのも

読んでみた。


こりゃきっとこの作品が生まれたきっかけは関先生だな~。


←これがウィング関せんせえ



三国志オタの登場人物なんて関先生にもし出会ったらどんな

反応するんだろうね。いつかゲスト出演して欲しいや。

でもきっと「海月姫」メンバー全員影が薄れて

「おそろしい子・・・!」だの「舞台あらし」だの呼ばれるんで

しょうが、「ひまわりっ」でもさんざんガラカメネタはやって

いるから、可能性あったりするかも。



話題がそれてしまいましたが、こっちは女性誌(KISS)連載な

ためなのかどうか分からんが、「ひまわりっ」に比べると

まだ若干地味な印象。


いや、それぞれまたしても個性的な人たちが・・・考えように

よっては「ひまわりっ」よりも多く登場するんだけど、まだ

キャラクターが動いていないというか。


といってもひまわりっも初期はそんな感じだったので、今後に

期待したいなと思います。


舞台はオタク女子たちが共同生活するレトロなアパート。

風呂・トイレは共同。



一切姿を見せないBL人気漫画家


韓国スターにハマって渡航したままの家主の代わりを

勤める和人形&着物オタの娘


鉄道マニアの2/29生まれの30代女性


三国志マニアの年齢不詳の女性


おっさん大好きなこれまた年齢不詳の女性


そして主人公の月海(つきみ)。

彼女はクラゲマニア。

家でも1匹クラゲを飼育しているんだけど、その飼育の

きっかけとなったオシャレ系美女・・・いや、女装マニア。


30過ぎの(本人曰く)性交渉未経験の女装男の兄。


もう「ひまわりっ」の節子そのままな地上げ屋。


健一1号(モデルは作者の父親)をよりディープにした総理。



羅列するとやっぱり濃いですね。

そんな濃い人たちの恋のエッセンスも入ったコメディって

感じでしょうか。



更に何故かトイレのシーンで出てくる「ひまわりっ」の副主任が

嬉しいファンサービスとなっております。



先に「海月姫」を読んでみてそのあと「ひまわりっ」読んで

のけぞるなり、「ひまわりっ」を先に読んでクラゲの世界に

漂う腐女子の雰囲気に関先生を思い出して涙するのもよし。



とにかく結構先が楽しみな作品です。




「海月姫(くらげひめ)」東村アキコ 講談社 1~3巻


Books Ranking



リアル9が未だ予約ってなんじゃらほい???