ここ数年コロナ禍や戦争・地震など天変地異が続き加えて私は
妹が亡くなるかもしれないと分っていたにもかかわらず
それを止めることが出来なかったことなどで気分的に上々とはいかない日々を送っていた。
やっと去年から何かが動き始めたような感じで思いがけないこと(良い事)などが続いていたが昨日テレビで観た沖縄の喜劇の
女王と云われている”仲田幸子 95歳”のインタビューを見て
その度量と人生の悲哀を超えた人の逞しさや事実に笑った。
仲田さんは昔聞いた話では孤児で15歳で沖縄芝居(沖縄の方言だけで行われる郷土芝居)の劇団に入り後に自分で劇団を主宰するまでになって現在はお孫さんが後を継いでいる。
その仲田さんがインタビューで
「これから うんと儲けましょう。お金は精神安定剤よぅ==」と言ったのには大笑いしてしまった。
そうっかぁ、お金は精神安定剤なのか・・・確かに一面はある。
庶民は嵐が通り過ぎたら、うんと働いて経済活動などを行おう
それによって得られるお金は安定や楽をもたらすから~
と云うことなのだろうと受け取りました。
天災や人災のような戦争はいつの世も絶えることなく生じるが
それらに打ちのめされてはいけない、それらの騒ぎが収まったら
いつもの生活をとり戻そう~ そうやって人間は幾世紀をも
生き続けてきたのだ、と彼女はにこやかに話したのだと思う。
ユーモアがあってチャーミングな提言だと思う。
なるほど「喜劇の女王」と言われるわけだ。
彼女の考えたセリフの一つに「生きている限り死なないさぁ」と云うものもあって、なるほどだなと思いながらクスッとするのである。