さて…  


月曜でしたか、NHKの最強の城スペシャルを

見る、、たまにやってますよね、この番組。


一応、ほぼ毎回見てます、ライト戦国マニアです

からね、、やっぱり今は空前の城ブームなのか…。


■この人気番組です~コチラ


いつもは、ふ~ん、とか言いながら見てますが

今回はちょっと違いまして、、


この番組はいつも七城位紹介して、

その中から最強の城を選ぶのですが、


今回はなんと、大阪の飯盛城が優勝~~🎉🎉、

あの三好長慶の居城です。


感心したのは、三好長慶が天下人として

信長の先行モデルであり、いま再評価が進んでいる

と紹介~~~、、素晴らしい~~、、


この番組は結構、オモシロイのですが、
やや歴史的背景の踏み込みが甘く~~、、

城ブームの表層部切り取りで成立させてるのが
不満でしたが、今回は素晴らしいす。。

なんと言いますか…今の戦国史のトレンドは…

信長は革新的なのは、そうですが
でも、ちょっと盛られすぎじゃね、という感じで。

たとえば、兵農分離とか居城を転々と変えるのも
信長独創と言われてましたが、実は先行事例アリ。

で、その多くが三好家、三好長慶なんですよね。

長慶と信長の絡みは直接的にはないですが…
長慶が死んだのが永禄七年、信長上洛が永禄十一年
結構、かすってるです。

ちなみに長慶の最後の居城が飯盛城で、
でもいたのは三、四年でその前は芥川山城に
いました。

天文年間の最後の頃かな、
長慶は足利義輝13代将軍を追放して
義輝は朽木谷に避難 、、この辺も信長政権の
先を行ってますよね。

で、永禄元年年末に長慶と義輝は和解して
義輝は京都に戻りますが…その流れで永禄二年の
信長とか長尾謙信とかの上洛となる、、

結構、かすってるですよね~~、、

この長慶と義輝の和解を、長慶側の打算というか
敗北的に捉える学説と、そうでもナシととらえる
学説があるようすね、、自分は後者かなとも。。

さて…番組の方ですが…行ったことのない城として、
小諸城、岩国城、臼杵城は魅力的かぁ~~
あと飯盛城も実は行ったことナシ…笑。

行ったことある城としては掛川城…ここは良いすね。
朝、名古屋城見て、その後、掛川城見ましたが、、

掛川城の現存書院とか素晴らしいす。。

名古屋城は城内も金ピカすぎて、あとやたら
虎が書かれてて、阪神タイガースかよ~~的な笑。
本来、中日ドラゴンズじゃね、、とも。

伊予の松山城も素晴らしい城ですよね。。

ただ、松山城紹介で湯築城が全く出てこないとか、
この辺がねぇ、、この番組はねぇ、、、

あとから出来た松山城が山の上にあって
古い湯築城が平野部にあるって不思議なんですが、
この辺とか突っ込んで欲しいですね。

とはいえ…飯盛城優勝は素晴らしい~~🎉🎉。


~ご近所の我らが後北条家の山城三部作です~