滋賀県の琵琶湖調査によると、
琵琶湖の最深部では酸素がほとんど無い異常な状態となっていることが分かりました。
琵琶湖は、例年冬に酸素を含んだ冷たい水が底深く沈み込む「全層循環」によって
湖底まで酸素が届けられます。
しかし、暖冬続きの影響か過去2年、この現象は確認されていません。
湖底の約3年前の映像には、固有種の魚イサザやヨコエビなどが映っていました。
ヨコエビは、多くの魚のエサとなることで琵琶湖の生態系を支えている大切な存在になります。
他の調査地点でも結果はほぼ同じで生き物がいなくなっていることが確認されました。
原因がはっきりしていないため、対策も打ちにくいと思います。
細かく調査をして原因が解明されてほしいですね。
参考：
