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特定非営利活動法人C.O.N

地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。




週イチの

買い物支援。




高齢者さんも

猫たちは

変わらず


元気です。







ふと、ここに訪問するようになって

どれくらい経つのかなぁと思い、




スマホの画像をたぐると

2020年8月

最初の頃の写真が

出てきました。







福祉の現場の方に

「猫を飼っている高齢者さんがいたら、

手術してるかどうかを確認してほしい」




そんなやり取りから、

多頭飼育っぽいという高齢者さん

につながりました。




経済的な理由で手術できず、

を想定しましたが、

違いました。





なぜ

不妊手術しなかったか?






最初に飼った猫が

不妊手術の数日後に

2匹とも苦しんで亡くなったから、

病院に連れて行ったけど助からなかった。

ということでした。




会って、

きちんと聞いてみないと

わかりません。




それぞれの現場には

同じようなことが

たくさんあります。





手術費用もそれぐらいなら

払えるとのこと。

高齢で痩せこけた子以外は

全頭手術をして、




それから3年。




その間、

高齢猫さん3匹が

亡くなりましたが、

高齢者さんも猫も、

のんびりと暮らしています。




この穏やかな日々が

できるだけ長く続くようにと

願いながら、




ねこつながりで、

優しい町づくりができるような

気がしています。











伊丹空港『保護ねこ譲渡会』

&保護犬譲渡相談会


2023年6月4日13時〜15時

大阪空港北ターミナル4階 星の間


伊丹市で猫の保護と譲渡を主として活動しているボランティアグループ「teamねこのて」による保護猫譲渡会を開催いたします。

あわせて「ペットアダプションセンター宝塚」による保護犬譲渡相談会を行います。





●保護猫譲渡会(譲渡対象の子猫、成猫あわせて20匹程度が参加予定)

※当日の猫の受け渡しは一切行いません。

譲渡を希望する際は、お申込み頂いた後、担当の保護猫団体とのお見合い、ご自宅まで猫のお届け、トライアルを経て正式譲渡となります。


●保護犬譲渡相談会(行政や保護団体で保護されてる保護犬を写真でご紹介)

※当日、保護犬の生体は参加しません。写真でのご紹介のみとなります。


●預かりボランティア登録・相談窓口

保護猫たちに里親さんが見つかるまで、ご自宅でお預かりいただける方を募集しています。

※諸条件がございますので、まずはご相談ください





5月19日、

今日、高齢者さんは

施設にいきます。




ここから車で2時間はかかりそうな

とても遠いところですが、

チビといっしょに

入れるそうです。




わたしは、チビを無事に

キャリーケースに入れるために

11時に到着しましたが、

出発の時間が大幅に遅れるらしく、




約5時間、玄関先で

高齢者さんとお話をしながら

過ごすことになりました。







高齢者さんが編んだ

きれいな膝掛けを見せてもらったり、

昔のアルバムを

見せてもらったり、




お宮参りの写真

家族写真

修学旅行の写真

入社した時の写真

ウェディングドレスの写真など

高齢者さんの人生が

つまっていました。



玄関の傘立てには、

色違いのレースの日傘。

とてもおしゃれな方なんだと

わかります。



高齢者さんは、

アルバムの写真を

一枚一枚

説明してくれて、




私の人生も長くてあと5年、

チビと二人静かに暮らせたら・・

と言いました。




高齢者とペットの現場では、

多頭飼育崩壊とは

まるで違う景色が見えてきます。








もともと、チビは河原にいた猫です。

高齢者さんは

チビが子猫の時から

10年間エサやりを続け、

4年前の引越しの時に保護して

いっしょに

ここにきたそうです。







出発の時間が近づき、

キャリーケースには絶対入らない

と聞いていたチビでしたが、

あっさりと

ネットをかけさせてくれました。




とても不安な表情とは裏腹に、

チビは、

高齢者さんといっしょに

施設に行くと、

覚悟を決めているようでした。




施設のお迎えの車がきて、

高齢者さんは、

たくさんの洋服や家具や生活用品や

ほとんどの荷物を残し、

チビとふたり行きました。




私たちに

バイバイと手を振って、

チビとふたり、

行きました。




人生の最後に

チビだけを

選んで。







庭にやってくる猫さんの

不妊手術をしたいのですが、

どうしたら良いですか?



そんな

高齢者さんからの

相談が増えています。




尼崎市には

野良猫の不妊手術の助成金が

たっぷりあります。




不妊手術の費用だけでなく、

ワクチン、ノミ駆除、コンベニアなどの

費用も助成され、



加えて、

オペの前日、当日の

動物病院での預かり費用も

助成対象になっていて、

猫にも、ボランティアにも、

とても優しい制度になっています。




こんなに恵まれた制度ですが、

知らない方も

まだまだいるみたいです。




昔はノラ猫の手術もやってたんやけど、

最近、腰痛もひどくて

捕獲して病院に運ぶなんて

とてもじゃないけど、

もう無理なんよ・・・

という相談も続きました。




尼崎市に野良猫の不妊手術の

助成金ができて17年。

長年の猫ボラさんたちも

高齢化しています。







今日は、そんな一人暮らしの

高齢者さんのお宅へ行きました。




縁側の下で子育て中のお母さん猫と

子猫が6匹。

うち1頭の子猫が昨日

亡くなっていたそうです。

小さな亡骸がきれいな布に丁寧に包まれて

ティッシュの箱に入っていました。




ひとまず、お母さんから離れてしまった

一番小さな子猫を保護しました。




残る子猫をどうするか決めて、

お母さん猫の不妊手術の段取りをします。

周辺には未手術の猫も多数いるらしく、

範囲を広げて一斉捕獲になるかもです。




子猫は、民間シェルターの

ふみふみさんが

引き受けてくれました。







全国で処分数が減ったとはいえ、

行き場のない犬や猫たちは、

たくさんいます。



高齢者さんも

地域の方も

福祉の現場の方も

そして、

私たちボランティアも、



行き場のない

犬猫たちのことで

困っています。










 

松本市長に

お目にかかる機会を

いただきました。




当法人からは、

高齢者とペット問題の

現状と課題について

お話ししました。




松本市長は積極的にSNSを活用されています。

その情報発信は、私たちが市の動きや政策を

知るきっかけになっていて、

へー尼崎市って、そんなことやってるんだ

という感じで、市政が身近な存在になっている

気がします。




松本市長からは、

高齢者とペット問題について

有意義なご意見やご助言を

いただきました。




課題解決に向けて、

私たちも一層、

取り組みを進めていきたいと

思います。



ありがとうございました。


 


学生さんが

ボランティア体験に

きてくれました。




まずはふみふみさんでのシェルター体験。

そして、

高齢者さんとペットの訪問支援に

同行してもらいました。









一軒目は、

高齢飼い主さんの

高齢リキくんのお散歩です。




太陽と風が気持ちいい

たっぷりのお散歩で

リキくんも満足そうです。










二軒目のお宅では、

猫たちのトイレや投薬、

ご飯のお世話です。








野良猫問題でもそう

苦情サイドの話だけ聞いていては

問題は解決するはずありませんよね。




多頭飼育問題でもそう、

高齢者とペット問題でもそう、




現場には一括りではない

様々な状況があります。




現場でしか知り得ない

その何かを

一つでもふたつでも

感じてもらえたらなぁと

思っています。




後日、teamねこのてさんの譲渡会の

お手伝いにも参加させてもらい、

ボランティア体験終了です。




学生さんから、

『自分自身の考えや活動についても

考え直す機会になりました』

とメッセージが届きました。



こちこそありがとう

ございました。







高齢者とペット問題の取り組みを
取り上げていただきました。

『認知症の犬しのと介護猫くぅ』は
深く心に沁みる物語です。本日よる9時、ぜひ。




ネコいぬワイドショー(BS朝日)

ネコ好き代表「ネココメンテーター」
森田哲矢(さらば青春の光)
ゲスト:眞鍋かをり

●放送日時
2023年5月5日(金)よる9:00~9:54

●内容
①列島ネコいぬニュース24時
②迷子になったネコ&悲痛な飼い主を救え!ペット探偵に密着!
③認知症になったいぬとそれを介助するネコ、深い愛と絆で結ばれた2匹の物語
④高齢者とペットに幸せな暮らしを〜NPO団体に密着

●ネコいぬワイドショー(BS朝日)




 

苦情相談からの

現地調査。

 

 

とりあえず、

不妊手術はしないといけないのですが、

餌やりさんの協力がなく、

いつ?どこで?どの猫が?

など全くわからず、

なかなか進みません。

 


 

3度目の今日、

猫たちは発見できたものの、

帰り際に、

驚く場面に出くわしました。

 

 

 

さっき向こうで

ウロウロしていた猫たちが、


車の多い広い道を渡っていって

危ない!と思ったら、

その先の陸橋を

一目散に駆け上がっていきました。

 

 

大きな道の向こうの公園にも

餌やりがきて、

猫がいっぱい集まってるって

住民の人が言っていたけど、

 


 

えさをもらうために、

こんな車の多い道を横断して、

陸橋を渡っていくんや・・・


 


ノラ猫たちの危険は、はかりしれない。




結局、

草むらで鳴き叫んでいたという

ケガだらけの猫は、

見つけられなかった。




誰かに

保護されていると

思いたい。




 

 

 


 

 

 




多頭飼育の事例。



福祉の方が

不妊手術の説得をしてくれて

私たちにつないでくれました。




3ヶ月かかったそうで、

ありがたい

のひと言です。




福祉の方と現地集合。

高齢の飼い主さんに会って

私たちからも不妊手術の説明して、

メス猫だけは手術する

ということになりました。




部屋には入れてもらえなかったので、

何匹いるのか?

どんな状態なのか?

心配ではありますが、

まずはメスだけでも手術の了解が取れ、

ホッとしました。




世の中には

猫で、とんでもなく困っている人が

たくさんいます。




多頭飼育崩壊に陥った

多くの飼い主から

まさかこんな事になるなんて

という言葉を聞きました。




小さなつまずきが

時間の経過とともに、

回復不能なほどの事態を

引き起こします。




最初のつまずきで

適切なサポートができていれば・・・




人も猫も不幸になる

こんな悲惨な事は、

防げるのではないかと

感じています。























ホームページ工事中のため

2022活動報告をひとまずコチラに

アップします。