道なき道をゆく人たち | 特定非営利活動法人C.O.N

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地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

 

 

福岡市の視察のあと、

私たちはトンボ返りでしたが、

 

 

 

議員の先生方は、

翌日、

熊本市動物愛護センターへ。

 

 

 

 

殺処分ゼロ、

その言葉は、

今、当たり前のように

使われていますが、

 

 

 

殺す行政から

生かす行政へ、
 
 
 
道なき道を、
切り拓いたその人たち。
 
 
 
 

仙波議員と
私たちにとっても、
動物愛護基金は、
道なき道。



「調査なくして発言なし」

現場主義の仙波議員のレポートを

ここに書き留めておきたいと思います。

 

 

 

 


 

2011年8月17日、

熊本市動物愛護センターを

視察しました。

 

 

今回の訪問の目的は、

愛護センターが目指している

「殺処分ゼロをめざして」奮闘している

松崎所長をはじめとして、

センター職員の皆様と直接会って

話をすることでした。

 

 

というのも、阪神間においては、

熊本市の「殺処分ゼロ」は嘘だと言っている

愛護動物関係者がいるからです。

「引き取りを拒否している。

だからゼロに近いんだ」などの声があります。

 

 

その真意を確かめるための訪問でした。

結論から云うと、

決して引き取りを拒否しているわけではない

ということです。

 

 

引き取ることは簡単ですが、

引き取らないほうが努力が入ります。

 

 

拒否をするのではなく、

動物を愛護するとはどういうことか。

飼い主の責任は。

動物にとって何が一番大事なのか。

動物を持ち込んだ人、

センターの職員が一緒になって悩み、

考えて結論を導いているのです。

 

 

そこには涙ぐましい努力と

職員の動物愛護に関する意識があります。

ボランティアに負担がのしかからないように、

職員が自宅に連れて帰り面倒を見る場合も

あります。

 

 

とにかく、今の熊本市動物愛護センターは

松崎所長を先頭に、

全職員が一体となって仕事をしている

という印象を持ちました。

 

 

「引き取りを拒否していると思っている人は

ぜひここに来てください」

と松崎所長は自信を持って述べていました。

 

 

無責任なマスコミや評論家、議員も、

一度、熊本市へ行って自分の目で見、

耳で聞き、肌で触れてください。

「調査なくして発言なし」です。

 

 

熊本市動物愛護センターを視察リンクwww.komei.or.jp