「地域の合意」がなくなった! | 特定非営利活動法人C.O.N

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地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

4日1日より
尼崎市の野良猫対策活動
助成金制度が新しくなります。
 
 
 
野良猫対策講習会を
受けた事がある方には、
新要綱と利用ガイドブックが
送付されています。
 
 
 
 
 
まず、何が変わるかと言うと、
14年間、制度上、絶対必要とされてきた
地域代表者の「承認」が撤廃されます。
 
 
 
一昨年、この「承認」を巡って
住民間で深刻なトラブルが起こりました。
 
 
弁護士さんから、助成金制度を見直すべき
との要望書が出されたり、
議会でも2度ほど取り上げられ、
 
 
そうしたことが、
見直しのきっかけに
なったのだろうと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
昨年の9月15日
推進員が招集され、
この助成金制度の見直しについて、
意見交換が行われました。
 
 
 
 
 
 
 
 
発言した者、全員が、
『地域代表の承認はそのまま残し、
承認不要であるケースを新設してほしい』
という意見を述べました。
 
 
 
Aプラン、Bプランを設けている
伊丹市の助成金制度なども参考にする
というような話も出て、
 
 
誰もが、
その方向でまとまったものと
思っていたのですが、
ふたを開けたら、
町会長承認は「完全撤廃」。
 

 
推進員の現場の声は、
却下となりました。
 

 
私たちなりに、
平成19年からの
助成金制度を振り返り、
もっと有効な取り組みを
模索しつつ、


この2年間は、
尼崎市の野良猫対策活動を
いかに地域へ落とし込むかを
事業計画にも掲げ
力を注いでいました。



逆行?
少し心配しています。