「サマセミ、終了しました!」
譲渡会スタッフのカワタです。
つかねこ地域ボランティアさんとの
二部構成で「ねこの教室」を
今年もなんとか終えることができました。
30名を越える方々にお越しいただき、
(資料が足りなくなり申し訳ありませんでした)嬉しいことでしたが、
それに見合ったものがお届けできたかどうか…。
今年こそはと思うものの、
「夏休みの宿題が提出日前日なのに
たっぷり残ってる」
状態になってしまいます…。
サマセミではお話できなかった
(度忘れしていた)ことを少しだけ。
特に譲渡会を開催して以来、
保護の相談がたくさん届きますが、
「保護した猫がいるのだけれど、
どうやって里親さんを見つけたらよいか」
という問い合わせも徐々に
増えてきているように感じます。
「助けたい」という気持ちを
行動に移してくれている方が、
少しずつでも確実に増えていることを
実感しています。
全国で色んなボランティアさんが
様々な形での「猫助け」の方法を
広めている成果なんだと思います。
1匹の猫の里親さんを
見つけることは、
予想していたより大変だったり、
たくさんのことに気配りや
心配りをすることが必要です。
簡単にできることでは
ありませんが、
良縁が見つかった時には、
その色々なことを帳消しして
あまりあるだけの、
大きな幸せと喜びを
もたらしてくれます。
里親さんと猫が愛し
愛される暮らしを、
送っているのは、
保護主さんの最初の勇気と
決断があってのことなんです。
過酷な状況にいるたくさんの猫がいて、
里親さんのもとで幸せに暮らせる猫は
まだまだ微々たる数です。
酷い状況にいる
猫たちの話を聞くたびに、
「私1人ができることなんて
たかがしれているな」と
無力感に襲われることがあります。
そんな時に言い聞かせるのが
「私は大河の一滴なんだ」
ということです。
私もあなたも大河の一滴。
できることは少ないけれど、
うまず弛まず
一滴をそそぎ続けることで、
やがて大河を生み出し、
絶えることなく
あまねく方向へ流れてゆき、
「人と動物が真に共生できる社会」が
結実するための欠かせない
源となっていくように思えるのです。
僅かだけれども必要不可欠な
一滴となってくれる方が
増えてくれたらいいなと思っています。
ということで!
「里親さん探しなんて
とてもじゃないけどできない」
「保護したいけれど、今後のことを
考えるとなかなかできない…」
とお考えの方がいらっしゃったら、
譲渡会側でサポートいたしますので、
少し前向きに
検討いただければと思います。
譲渡会やその他のイベントなども
お手伝いくださる方も
募集中です!
できることから一緒に
始めていきましょう!