震災で消えた小さな命展 | 特定非営利活動法人C.O.N

特定非営利活動法人C.O.N

地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。


1月『犬と猫と人間と2』の完成記念上映会
『震災で消えた小さな命展』の事を知りました。

どうしても見たかった作品展。

最終日に何とか間に合いました。


 

会場には、震災で消えたたくさんの動物たちの命と
飼い主さんの深い悲しみが描かれていました。

コロスケという笑顔の犬の絵が目にとまります。

犬と猫と人間と2でも飼い主さんが紹介されていた
夫婦で営む商店の人気の看板犬です。

コロスケは体が大きくて、
避難所の校舎の中には入れてもらえませんでした。

10年近く、 いつも一緒だったのに、
こんな時にはなればなれ…
やむなくコロスケは校庭につながれました。

津波がきて…
飼い主さんは必死でコロスケのもとに向かいますが、
避難してくる人の波に押され、たどり着けません。

コロスケは津波にのまれました。




   
救えるはずだった命。
動物も大切な家族なんだということ。
亡くなった動物たちの命や飼い主さんの悲しみが
これから先繰り返されないでほしい。

うささんの心のこもった命展、
ぜひご覧になってください。

10月、全国各地を巡回したあと、展示されている絵は
飼い主さんの元へと帰っていきます。

『ぼくは幸せでした。磯崎コロスケ』
天国のコロスケからのメッセージです。