1月の『犬と猫と人間と2』の完成記念上映会で
『震災で消えた小さな命展』の事を知りました。
どうしても見たかった作品展。
最終日に何とか間に合いました。
会場には、震災で消えたたくさんの動物たちの命と
飼い主さんの深い悲しみが描かれていました。
コロスケという笑顔の犬の絵が目にとまります。
犬と猫と人間と2でも飼い主さんが紹介されていた
夫婦で営む商店の人気の看板犬です。
コロスケは体が大きくて、
避難所の校舎の中には入れてもらえませんでした。
10年近く、 いつも一緒だったのに、
こんな時にはなればなれ…
やむなくコロスケは校庭につながれました。
津波がきて…
飼い主さんは必死でコロスケのもとに向かいますが、
避難してくる人の波に押され、たどり着けません。
コロスケは津波にのまれました。

救えるはずだった命。
動物も大切な家族なんだということ。
亡くなった動物たちの命や飼い主さんの悲しみが
これから先繰り返されないでほしい。
うささんの心のこもった命展、
ぜひご覧になってください。
10月、全国各地を巡回したあと、展示されている絵は
飼い主さんの元へと帰っていきます。
『ぼくは幸せでした。磯崎コロスケ』
天国のコロスケからのメッセージです。
