【闘病記10】先生「いい結果が出ています」、一時はステージ4まで悪化した数値がまさかの改善

病院へ行く日は、家を出るまでが大変です。

私が着替えを始めると、着る服で病院へ行くことがわかるようで
コテツ君はかくれんぼを始めます。
私の手が届かない場所へ隠れられるとお手上げです。

なので最近は、家を出る時間ギリギリまで着替えません。
なんなら、コテツ君をキャリーケースに

入れるまで着替えません！（笑）

そして、キャリーケースにコテツ君を入れるのも一苦労です

最近はコツをつかんでそれほど時間はかかりませんが、
10分くらいコテツ君の抵抗と戦ったこともあります。
夏はコテツ君がキャリーに入るまでに汗だくです

さて、退院から5日が経ち、無事に診察の日を迎えました。

この5日間、食欲の低下や嘔吐はなく見た目も元気でした。
食欲はありすぎて、おねだりをしてくることもあった状態です。

腎臓への負担を考えて、おやつは極力与えないようにしているので
余計におねだりがひどいです

この5日間の様子を先生に伝えると、
「電話がなかったので大丈夫だとは思っていました」と笑顔。

ここ数ヶ月は設定した診察日を待たずに体調に変化があり、
そのたびに前倒しの診察相談をしていた状況でした。

混みあってる日でも、診察時間をなんとか
調整して受け入れてくれるので本当に助かっています

「実は検査もいい結果が出ています」
その先生の言葉通り、検査結果に驚きのデータが。

・CRE（クレアチニン）：4.94mg/dl → 2.87mg/dl
・BUN（血中尿素窒素、血中尿素量）：45.0mg/dl → 41.5mg/dl

赤字が退院日、青字が今回の診察日の数値です。

BUNはもともと順調に下がっていたのですが、
驚きなのはCREの変化です。

約2週間前の入院時が6.81mg/dl、
その翌週の入院時が5.93mg/dl、
前回の退院時でも4.94mg/dlだったCREが
2.87mg/dlまで下がっていました！！
ステージで言うと、2と3の間くらいでしょうか。

CREが下がったとはいえ、
壊れた腎臓が元に戻っているわけではなく、
この先も戻ることはありません。

腎臓とはそういうものなので、
CREの数字だけで安心するのは早いです。

【闘病記3】でお伝えしたようにコテツ君の腎臓は、
右側が機能していないと思われるくらい萎縮し、
左側も萎縮が進んでいてなんとか機能していると思われる状態。

残っている左側の腎臓が頑張りすぎて、
いつダメになるかもわからない状況です。

ただ、一時はステージ4相当まで悪化していたので、
これはかなり嬉しい結果でした。

何が良かったのかは正直分かりませんが、
今までと変えたことと言えば、点滴回数（【闘病記8】参照）と
自宅でのツボ押し（【闘病記9】参照）、
療法食への切り替え（【闘病記4】参照）くらいです。

もちろんこれで安心はできません！