退院のお迎えに行く日は、
コテツ君に会えるのが嬉しくていつも早く目が覚めちゃいます。
何もすることがなく、
ただソワソワしながら家を出る時間になるを待ちます。
初々しさが残るデート前の高校生のように 失礼しました
病院ではまず、血液検査結果の報告を受けます。
・CRE（クレアチニン）：5.93mg/dl → 4.94mg/dl
・BUN（血中尿素窒素、血中尿素量）：54.2mg/dl → 45.0mg/dl
赤字が入院日、青字が退院日の数値です。
約1週間前の前回退院時、CREが4.27mg/dl、BUNが56.1mg/dlでした。
CREは前回退院時よりも高いままでで、
限りなくステージ4に近いステージ3相当の数値です。
入院中は24時間点滴をしていて
一時的に数値が下がることが多いため、
帰宅後には退院時より数値が上がることが予想されます。
ということは、またすぐにステージ4相当になるかもしれません。
そう考えると、先生の説明もあまり頭に入ってきませんでした。
ステージ4からは、もはや抜け出せないのかも。
「例えばただの食欲不振なら食欲増進剤を出したり、
リンが高ければ吸着剤を出したりできるけど、、、」
という説明もしてくれていたような気がします。
【闘病記5】で記した先生の言葉から、
「今のままの服薬と自宅での皮下点滴を続ける他に
出来ることはない」ということは、
今回の入院前にすでに理解しているつもりです。
「体調が悪くなるたびに入院させることになるのかな」
「ゆっくり弱っていく姿を受け入れないといけないのかな」
色んなことが短い間に頭の中を駆け巡りました。
カルテを眺めがら先生も何かを考えている様子でした。
他に出来ることがないとはいえ、知識と経験から、
少しでも提案できることを模索してくれる姿はありがたいです
そして、、、
「自宅での点滴の回数と輸液量を変えてみましょう」
と先生が仰いました。
今までは1日1回160mlを輸液していましたが、
1日2回100mlずつの輸液を提案されました。
今のコテツ君の体重なら1日合計200mlの輸液でも、
量としては問題はないとのことでした。
（もともとちょっと太り気味なんです・・・笑）
通院や入院のコテツ君のストレスを考えると、
自宅での点滴回数が増える方がまだいいのかなー。
そしてコテツ君と3日振りの再会です！
キャリーケースに入った状態で先生が連れてきてくれ、
ケース内のコテツ君の表情は普段とあまり変わらず一安心。
すぐにでもなでてあげたい気持ちを抑え、
1秒でも早くコテツ君を休ませてあげたいので自宅へ向かいます。
次回診察は5日後。点滴の回数と量を変えることで、
何か体調にいい変化があることを祈ります
（帰宅してケースから出すと、
頬がコケて痩せているのがわかりました。
体をなでるといつも以上に骨の存在が
感じられる状態に悲しくなりました、、、）
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