並木城(下総国・千葉県香取郡) | おしろまなぶ の お城を学ぼう

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訪問したお城について書いていきます。

確定申告の時期ですね。私も本日無事に確定申告を終えました。
マイナンバーカードで確定申告するようになってから、とても楽に確定申告できるようになりました。
それ以外ではコンビニで証明書を取得するくらいしかマイナンバーカードを使っていませんが、それで十分です。
健康保険証とか運転免許証とかの代わりに使う予定はないです。

ガトーショコラタイプほろ苦い想いを胸のうちに秘めていてそれをなかなか表にだせずにいる

 

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メンヘラ度やべぇ・・・(汗)

さて今回は、またまた千葉県香取郡多古町にあった城、並木城です。



並木城跡へは、JR東日本および京成電鉄で空港第2ビル駅まで行き、そこから千葉交通バスに乗って道の駅多古バス停で降りると徒歩15分くらいで行くことができます。
駅の写真は前回同様割愛します。


並木城跡への入口。
民家の合間にありますが、この辺りは案内表示が多くて分かりやすいです。


登城路はこのように草が刈ってあって歩きやすいです。


竹林に挟まれた空堀跡。
Ⅴ字状の空堀が素晴らしいです。


竹林内の登城路。


竪堀(?)。
竹が凄すぎて訳が分かりませんね。

並木城の築城年代や築城主は定かではありませんが、千葉氏の家臣である飯田三左衛門が南北朝時代に築いたといわれています。


空堀。
スケール感は抜群ですが、浅くなってしまっているのが残念です。
土の城は石の城よりも風雨に弱いですからね。
ここの左側の土塁のさらに左にも空堀があって二重空堀を形成している・・・はず・・・です。


虎口。
先程の二重空堀につながっていて、喰い違い虎口を形成している・・・はず・・・です。


主郭跡へつながる土橋。
左右に空堀があります。
見ての通り車が通った痕が凄いです。


土橋から見た空堀。
後でここを歩いて戻ってくることになるとは思いもよりませんでした。

1336年(建武3年)の千葉氏の内紛や1455年(康正元年)の享徳の乱の際の戦いの舞台の1つとなったようです。


主郭跡。
広大な畑が広がっています。


反対側の虎口的なところ。


物見台(?)。
木が生い茂っていて見晴らしはよくないです。


枡形虎口。
ロープが張ってあって近くまで行けなかったのですが、何となくのイメージは掴めますかね??
近くまで行ったところでイメージできるかというとそうでもないので、このくらいが丁度いいのかもしれませんね。


空堀をぐるっと回っていきます。


空堀を進んでいくと、先程の主郭へ通じる土橋のところの空堀につながります。

戦国時代末期まで用いられていたようですが、その後廃城となったようです。


2郭へ通じる虎口へ通じる道。
通路右に案内板と標柱が設置されています。


並木城跡の標柱。
すぐ隣に案内板が設置されていることもあり、標柱には何の説明もありません。


2郭跡。
こちらも広大な畑が広がっています。

見事な遺構が残されているものの、その歴史は不詳というのが残念なところではありますが、とても楽しく訪問できました。
多古町の城シリーズはここで一旦終了となります。
また、多古町へ行きましたら更新していきたいと思います。

では。


御城学。