幸谷城(下総国・千葉県松戸市) | おしろまなぶ の お城を学ぼう

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訪問したお城について書いていきます。

先日、娘と2人で映画を見に行ってきました。
娘が見たいといっていた「映画 すみっコぐらし 青い月夜と魔法のコ」です。
公式サイトは↓↓
https://sumikkogurashi-movie.com/


イオンモール幕張新都心のイオンシネマに行ったのですが、事故渋滞に巻き込まれたりイオンモール内で迷ったりして、余裕を持って家を出たのに結局時間ギリギリに着席しました(汗)
初めの15分はCMだったので、ポップコーンとかドリンクとか買って入ればよかったです・・・。
映画館なんて18年ぶりくらいに行ったので、勝手が分かりませんでしたよorz
娘は満足してくれたみたいでよかったです。
個人的には全身グレーで顔のないモブのすみっコが気になって仕方ありませんでしたが・・・(笑)

さてさて前置きが長くなりましたが、前回に引き続きといいますか何といいますか・・・。
前回は柏市にあった幸谷城館をご紹介しましたが、今回は現在の千葉県松戸市にあった城、幸谷城をご紹介します。
柏の方を増尾幸谷城ともいうようですが、近くに幸谷城2つ並べないでーって感じです。

幸谷城跡は現在の赤城神社の境内やその周辺だったとされていて、新松戸駅からは徒歩5分、幸谷駅からは徒歩7~8分で行くことができます。


新松戸駅。
JR東日本の常磐線(上野東京ライン、成田線、東京メトロ千代田線直通含む)と武蔵野線(京葉線直通含む)が乗り入れています。
人口約50万人と千葉県内で第3位の人口を誇る松戸市の中心駅の1つともいえます。


幸谷駅。
流鉄流山線が乗り入れています。
新松戸駅の住所が松戸市幸谷で、幸谷駅の住所が松戸市新松戸という謎・・・。


武蔵野線の盛り土が続いています。
幸谷城の遺構も武蔵野線を通すために土取りされてほぼ消滅したそうです。


振り返ってみると、新松戸駅の武蔵野線ホームが見えます。


赤城神社の入口。
左側の草木が生い茂ってる辺りが気になりますね。

幸谷城は1537年(天文6年)に小金城主の高城胤吉によって築かれたといわれています。


幸谷城の土塁跡とされる盛り土。
先程の草木が生い茂ってるところは、Google Mapでは伝・幸谷城土塁と表示されています。
確かに土塁っぽい雰囲気はありますが・・・。


赤城神社。
群馬県にある赤城神社を勧請して1589年(天正17年)に創建したと伝えられています。

1728年(享保13年)に、高城氏の子孫で旗本となっていた高城清胤のもとに幸谷の五郎右衛門という者が訪れ、「自分は高城氏家臣で幸谷城主の斎藤外記の子孫である」と述べたと伝わっています。
このことから、高城氏家臣の斎藤外記やその一族が幸谷城の城主を務めていたようです。


赤城神社の社殿。
こちらの立派な社殿は、新松戸の土地開発に伴って1977年(昭和52年)に造営されたそうです。



山勝角ふじ 総本店。
新松戸駅から徒歩数分のところにあるラーメン屋さんです。
今回はこちらでお昼を頂きました。


特製ふじ麺(1,150円)。
ボリューム満点でとても食べ応えがあるラーメンでした。

遺構もほぼなく余談が多くなってしまいましたが、この辺で終わりたいと思います。
では。


御城学。