小泉城(大和国・奈良県大和郡山市) | おしろまなぶ の お城を学ぼう

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訪問したお城について書いていきます。

今回は、現在の奈良県大和郡山市にあった小泉城です。

小泉城跡はJR大和小泉駅西口から徒歩15分ほどのところにあります。

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大和小泉駅。
JR西日本の関西本線が乗り入れています。大和路線の愛称区間の駅でもあります。

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小泉城跡の案内板と碑。
写真の右側に小泉城跡の碑が写っています。

小泉城は、室町時代に小泉氏が築城したのが始まりとされています。

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ナギナタ池と模擬櫓。

1459年(長禄3年)に筒井順水に攻められて落城し、1475年(文明7年)にも落城、その後破却されました。

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ナギナタ池と城郭風建物(石州流茶道宗家の本部・高林庵)。

その後、豊臣秀長の家臣・羽田長門守が小泉城に入城して改修をおこない、規模を拡大しました。

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片桐城跡の碑。
小泉城の別名が片桐城ですね。

1601年(慶長6年)に豊臣秀吉の家臣・片桐貞隆が城主となり、大坂の役後も小泉藩主として代々片桐氏がこの地を治めました。
これ以来、小泉城の別名として、片桐城とも言われるようになりました。

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城跡の近くには小泉神社があります。

明治維新後、廃藩置県によって小泉城も破却されたようです。

今回もかなり短めですが、この辺で。


御城学。