
another myself.
まばたきの間に夏が過ぎ、秋も過ぎ、あっという間に冬の始まりのような空気になりました。
一番好きな季節。
だから、やっぱりこんな風な日々を生きていてもこの冬の匂いにはざわざわするんだなと立ち止まってしまいます。
この夏は本当に仕事が忙しくて、朝行って昼休みもとれずに働いて、夜もふたたび自宅で仕事という日々が続いていましたが、10月にはいりやっと落ち着きました。
そのとたんかなたくんが熱を出してしまったので今週前半はお休みしてしまったのですが。
週の後半はひさびさに人間らしく働くことができました。
今日はお昼休み東京タワーの見えるところまで散歩に行ってきました。
毎日かなり近くまで来ているのですが、その姿を見たのは田町に来てから2度目です。
やっぱり東京タワーは特別ですね。
何度見てもその大きさ、その姿はかつて描いていた東京というイメージが詰まっているようで、いつもいつも心がぎゅっとなります。
果てしない大きなものに、終わりのないきらめきにただただ焦がれる衝動を知った頃。
どうしたって失わなければならないものもあるということを初めて理解した頃。
青春というひとことで片づけてしまうにはいまだに生暖かい感情だけれど。
東京タワーから田町駅まではおいしそうなおしゃれな飲食店がいっぱいでした。
都心はすごいなぁと思いますが、こんなところを楽しもうなんて思ってしまったらお金がいくらあっても足りませんね。
逆にいつまでも満たされなくなりそうです。
毎日通ってきていてもまるでリアリティのない別世界です。
毎日毎日、渋谷も新宿も池袋も通過するけれど、本当にすべてただの地名で通過するだけの場所です。
戸惑いもしなくなったけれど、さほど興味もなくて、なんだか全部嘘なんじゃないかと思えるばかりです。
こんなにも生活が変わってしまったのもただの夢で、目が覚めたら福岡でバンドやっているような気がすることもたくさんあります。
過去に未練があるわけでも、今を愛していないわけでもなくてね。
ただあまりにもはやいスピードで変わっていた世界に、自分自身が一番ついていけずに取り残されているのかもね。
そんな終わりのないくすぶる感情に振り回されてしまうのはきっとこの季節のせいだよ。
今年の夏はホントに静かな夏だったけれど、それでも少しは思い出があって、それもいつか思い出せるように少しだけ書き記しておこうと思います。
8/5
福岡からお客さま。
遠くに遊びにでれないわたしのためにはるばる自宅まできてくれました。
会いたいひとはたくさんいるけれど、簡単に会える状況ではないので、こうして来てくれるのはホントにうれしいです。
いろいろ話せて楽しかったです。

8/12
わたしの家でたこパしました。
ひさしぶりに苦しくなるまで笑った日でした。
ゆいくんがひとりで全部焼きました。



8/26
保育園の夏祭りでした。
出店で遊んだり、クラスのお友達とおそろいで変身したり、子供たちの盆踊りを見たりして楽しかったです。
保育園に向かう写真からわかるここの田舎っぷり!


9/6
あきる野の二宮神社のしょうが祭りに行きました。
二宮神社はかなたくんのお宮参りにいった神社です。
しょうがを買って帰ってしょうが鍋を作りました。


9/16
ハイハイレースにでました。
赤ちゃんたちの自由すぎるレースっぷりがおもしろかったです。
かなたくんは最初逆向きに進んでしまい3位でした。
人生初めての勝負でしたね。

9/30
小平オクトーバーフェストに行きました。
最近はこうしていつの間にか定番になったイベントがたくさんありますね。
田舎なのでこじんまりしてて人もそんなに多くなくて、ビールは飲めませんでしたが、おいしいソーセージと楽しいイベントで大満足でした。


この2ヵ月の思い出でした。
お仕事は忙しかったですが、休日は穏やかで少しだけだけど楽しい時間も過ごせてよかったです。
かなたも無事元気に成長していってどんどんいろんなことができるようになってきたのでうれしいです。
ホントにかつてとはまるで違う暮らしで、全然友達とも会わなくなってしまったけれど、とりたてて不満なわけでも苦しいわけでもなくて、なんだかそれが変な感覚です。
承認欲求などというものもほとんどなくなってしまったよ。
悲しかったりさびしかったりするほうがまだ自分らしいなんて思ってしまうくらい。
でも無理して悲しんだり傷ついたりするものきっと違うのだろうから、いまはこの目の前にある穏やかな日々を生きていけばいいのだと思います。
またライブしたり、ひとり旅したりして感動したいけれど。
むしろいまこの生活のなかで欲求を感じることはそれだけだけれど。
また必ずそのときがくると思いますので、そのときまで忙しすぎる仕事と満員の通勤電車に心を殺されてしまうことだけはないように、時々東京タワーを見上げながら、この名前のない感情の名前を探し続けていたりしたいです。