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It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

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まだまだ終わらない夏。


夏休みは終わったけど、あと1日休みをとって海にきました。
糸島、芥屋ビーチです。

青くきらめく海、波の音。
晴れた空、穏やかな風。

昨日の午後は土砂降りだったので天気を心配しましたが、無事晴れて、素晴らしい夏の日です。

夏の海ってなんでこんなにステキなんだろう!

眩しくて心地よくて、きらめきに溶けてしまいそうだよ!

8月11日金曜日の夜、東京を出発し、12日、13日と宮城県の東松島で震災復興ボランティアに参加してきました。

今年のわたしの夏休みは全部で6日。

前後2日ずつを青春18切符で移動するとすると、ボランティアに参加できるのは12・13日のみ。

最初は現地まで18切符で行くことを考えましたが、時間も限られているので東京発のボランティアバスツアーに参加することにしました。


ボランティアバスツアーは現在いろんなところから運行していているようで、日程や行き先も観光含むものなど様々でしたが、ボランティアツアーと言えど、結構な値段で考えてしまいました。

そんな中根気強く探してようやく見つけたのが、こちら、LSAさんのバスツアーでした。(http://life-support-association.org/


往復バスと宿泊、お風呂と1食込みで5000円!

こんなに安いツアーは他にありませんでした。しかも日程もぴしゃり、ということですぐに申し込みました。


11日の夕方東京に到着して、準備を終え、品川駅に23時過ぎ。

集まったボランティアの人たちと迎えにきた27人のマイクロバスに乗って出発です。

ちいさなバスに乗り込んだ人たちは若いひとから年配の方まで男性も女性もいらっしゃいました。


もともとこのツアーに申し込んだときには行き先は南三陸町か気仙沼市という予定だったのですが、そちらのほうではお盆の行事のため作業はできなくなったそうで、急遽、東松島になりました。


深夜の高速道路を走り、朝8時から作業、の予定でみんな睡眠をとりながら向かいましたが、途中から高速道路は大渋滞。

予定の時間を過ぎても全然たどり着きません。

やはり帰省ラッシュで混雑しているのですね。

到着したのは予定より約2時間遅れの10時過ぎでした。


バスが向かったのは東松島市の野蒜地区にある小学校。

今は学校としては通学はできない状態でボランティアセンターになっています。

実はこのときには知らなかったのですが、帰ってきて調べたところ、この小学校は大変な被害にあったそうです。

安全だと思って体育館に避難されていたところ、体育館を飲み込む津波がきて、多くの方が亡くなられたそうです。

その後も体育館は地域の亡くなられた方を安置される場所として使われたそうですが、その被害は大変なものだったとのことです。

こちらに詳しいお話が書かれています→ http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/182.html


しかし、正直、小学校は内部はまだめちゃくちゃだったものの、校庭はきれいに整備され、明るい雰囲気でそのときはそんな大きな被害があったとは想像もできなかったです。


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小学校で今日の作業場所を指示されたので、わたしたちのバスは奥松島の大浜の清掃に向かいました。

砂浜の清掃が、本日の午前中の作業とのことでした。


大浜に近づくに連れて、津波の被害のあとがたくさん視界にはいってきました。

崩れかかったまま、がらんとした家々。瓦礫の山。倒れた看板。


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ここは島で橋が崩れたため一時は孤立状態だったそうですが、今は仮設の橋ができたとのことででこぼこ道をがたがた揺られながら現地にたどり着きました。


It's a Beautiful World!


青い、澄んだ、美しい松島の海。

思わず、きれい、とみんな歓声をあげたほど海がとても美しく、この海からあんな恐怖が襲ってきただなんて、崩れた建物を背にして眺めても信じられないくらいでした。


清掃場所の砂浜は都会の海に比べると充分過ぎるくらいきれいでしたが、地元のひとは何よりもまず海をきれいにして欲しいといわれている、とのことで砂浜の清掃からになりました。


「何よりもまず美しい海を」

2年後の観光と漁業の再開を目指していらっしゃると聞いて衝撃でした。

あれだけの恐怖を体験しても、これだけの被害の中にあっても、海を愛して、みんなまた海と共に生きようとしている。

わたしだったら逃げ出してしまうかもしれません。


でもだったらとにかく今日は少ない時間だけど海をきれいにせねば。

その思いにみんなで砂浜のゴミ拾いをしました。

大きいものからちいさいものまで、いろんなものを拾いました。

きれいに見える海も近づいてみると瓦礫がたくさん沈んでいましたが、海の中にはゼッタイに入るなということだったのでそれは拾えませんでした。

大変危険なので打ち上げられるまで待つそうです。

そしてまた拾う、ホントに時間のかかる作業ですが、それを繰り返して根気強く海をきれいにするんだとおっしゃっていました。


太陽の照りつける炎天下はかなり暑かったですが、海からの風は心地よくて、作業しながらも夏だなぁと感じてしまいました。

ひとしきり目に見えるゴミを全部拾って午前中の作業は終了です。

たくさん集まりました!


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砂浜の清掃に東京の引越しやさんが個人で参加されていたのですが、その方は親戚のかたの家がすぐ近くにあるということで仕事のヒマさえ見つけてはボランティアに来られているとのことでした。

その親戚にかたの家は民宿ということで、現状をわたしたちに見せてあげると案内してくれました。


It's a Beautiful World!


表から見るとちょっと崩れているくらいの建物、でも裏は全然手付かずで、あの日のあとのそのままでした。


青い海、風に揺れる夏の緑。

被災地の松島は思った以上に美しくて、自然の生命力に感銘を受けました。

生きているものは、生きている限り、生きようとするんだ。

そんなあふれる力をホントにありありと感じました。


その中で、崩れたままの建物。

そこだけ時を止めたかのように抜け殻になっている、そのコントラストにものすごく違和感を感じるのです。



It's a Beautiful World!



It's a Beautiful World!

そこだけなんです。

それ以外、変わらない美しい日本の田舎の景色なんです。

地震は、津波は悲惨だったね、という想像していた景色とも違うのです。

ただただ、静かに吹き抜ける風の中で奇妙な感覚が襲ってくる、そんな感じでした。


なんだかこんな景色を見ると何を思っていいのか、わかんなくなってしまうよ。


そんな不思議な気持ちを抱いたものの、作業のあと飲み干した水があまりにおいしくて、次の瞬間にはもう爽快な風に変わっていました。


そう、動かなきゃ。

なにはともあれ、どんな気持ちになったとしても、この2日はとにかく働くんだ!


(長いので次回に続きます)

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昨日は20時前に福岡に帰り着きました。

いつもの駅で降りて、見慣れた街に降り立つとなんだかすごく変な感じでした。
一気に引き戻される日常は、あまりにいつも通りで、いっそこの景色が一変してたほうが違和感がないかも、なんて思ったくらいでした。

暖暮でラーメン食べて、近所の温泉に行って帰ったらもう荷物も開けられないくらい眠たくなってそのまま寝てしまいました。
なんだかんだで疲れていたのかもしれません。


さて、今日からまた日常の始まりです。
非日常があまりに楽しすぎて夢から覚めたくない気持ちでいっぱいです。

もちろんこの街は大好きだし、日常があるからこそわたしはどこにでも行けるんですけど、旅のおわりはやっぱりそんな風に思ってしまいます。


「生きていたくても生きられなかった人がいるのだから、生きていることに感謝しなさい」

そんな風に人に言われるのはわたしはすごく嫌いで、いつも反発してきました。
別に生きていたくなんてないのに、そう思うこともしょっちゅうです。

だけど、今朝は曇った都会の空を見上げながら思います。

やっぱり生きていたいです。
誰かのぶんとか、誰かのためとかじゃなくて、わたしのために。

もっといろんなものを見て、聞いて、感じてたいです。
やっぱりわたしはこの汚れた美しい世界が大好きです。

ありがとう。

今日がどんな空の色でも、いつでも今日を愛していけますように。
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青い空、青い海。
通り過ぎる夏のきらめきは。


今日は美しい海岸線を眺めながら山陽本線をずっと下っています。

素晴らしく晴れた真夏の車窓は、まだまだ夏は終わらないよと語りかけてくるようで心が騒ぎます。

故郷の防府も通り過ぎました。

どこにでもあるような緑あふれる田舎の風景。
海、川、遠くに見える赤と白の煙突。

見慣れたよく知っている街の景色だけど、この街はわたしのことなんて何も知らないんだよね、そんな気がします。

生まれ故郷、防府も。
わたしが暮らす、福岡も。

きっと世界はわたしのことなんて知りはしないんだ。


目に映る景色は青く澄んで眩しくてなんだか泣きたくなってきます。

いま目の前にある確かな青さに、僕ら触れることさえできないけれど。

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靖国参拝のあとは、鈍行電車に乗り込んで、ついに帰るときがやってきました。


今日の電車はなかなか混んでいたし、頭痛もありちょっときつかったです。

ずっと座りっぱなしで足もエコノミー症候群になるのか、というくらいむくんでつらかったです。


今日の最後に乗った電車が姫路行きだったので、とにかく姫路まではがんばろうと、今夜は姫路までやってきました。

なぜか駅前に山ちゃんがあったので手羽先食べました。

おいしい、けど、辛い!


今夜は姫路のネットカフェに1泊しよう、と探したのですが、ちょっと今夜はうまくいきませんでした。

1軒目はシャワーあるけど男性のみ、と言われたのでやめ、2軒目でもシャワーなしと言われたのですが、もうこれ以上動けないくらいくたくただったのであきらめて入ったら、フラット席もなしで狭いソファー席、さらには扉はガラスで着替えもできない、という環境で愕然としました。

昨日がかなり快適だった分ショックです。

基本図太いのでどこでも眠れるのですが、さすがにもうしばらく布団で寝てないので(ボランティアでも畳で雑魚寝でした)、疲労はかなりたまってきていて、今日はここで眠るのはきびしいかもしれません。


まぁ、いつも無計画だから仕方ないんですけどね。

うまくいくと調子に乗ってしまいこうなります。

仕方ないのでカレー食べながら始発まで漫画を読もうかな。


はやいものでお休みもあと1日です。

いろんなことがあって、楽しくて、名残惜しいですが、どんな旅にもいつか終わりはくるのもですね。

あと1日、またたくさんの思い出ができるように、楽しんでいきたいです!