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It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です


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昨夜はキャスアラのスタジオ練習でした。


ライブから1週間。

ライブでの感触や、いろんな人からの言葉を受けて、いろいろと考えさせられた1週間でした。

なんだかこのまま足踏みしてしまいそうでしたが、今月はそうも言ってられません。

イベントまであと20日となりました。

イベントに向けてさらに練習です。


昨夜はイベントで参加してくれるスペシャルゲストも交えての練習でした。

普段とはちょっと違う練習でとまどいもありましたが、とても楽しかったです。

何をどうするって全部しゃべってしまいたいくらいですが、それは本番のお楽しみにとっておきます。

ホントに楽しみです!


前回のライブでは変わったね、という感想をたくさんもらって、自分自身もその変化を実感したのですが、こうやってイベントに向けて練習していると、ホントに何もかも変わり続けていくんだなぁと改めて思いました。

いつまでも同じことなんてひとつもないのですよね。


10年目のCastingAroundはいましかないんですよね。

わたしにとっても、世界にとっても、今しかなくて、いつかすべては流れて消えていくんですよね。

わたしの音も、わたしの心も、いつか透明になって空に帰っていくんですよね。


そう思えば、とても愛しくて苦しいこの瞬間で、6月30日という日が楽しみで同時に息苦しくなります。


なにひとつ同じままではいられないけれど。

何もかも忘れてしまったとしても、きっとここにある。

そんなわたしで今を奏でるだけだよ。

最終電車に揺られながら。


ひさびさ仕事が落ち着いていたので、というか切り上げて仲良しの会社のひと3人で飲みに行きました。

ストレスが限界だった彼女ので愚痴を聞きながら何度もわたし泣きそうになってしまいました。

誰よりも頑張ってて輝いてるその姿にわたしはいつも憧れてるんだ。

わたしたちはいつも見てるよってちゃんと伝わったかな。


涼しい風に吹かれて駐車場で食べたアイスクリームがなんだかとてもおいしかったです。

わたしも嫌なこといっぱいあるけど、こうやって苦しみも分かち合いながら過ごす日々は悪いことばかりじゃないよ。

明日は晴れますように。

きらめきも、この胸の高鳴りも。



あっという間に曇り空に消えてしまうんだ。


あれは確かにわたしだったはずなのに。


昨日にそっくりな今日。

今日にそっくりな明日。


街は何もささやかないし、空からは何も降ってきやしない。


物語は終わってもわたしは生きていかなきゃいけないだなんて。


It's a Beautiful World!


昨日は四次元でライブでした。

約5ヶ月ぶりのライブ。

久しぶりのライブであること、ライブが開催されるかどうかも危うくなり、1週間前に開催が決定したこと、ツアーバンドの中に地元バンドが1バンドなこと、新曲も3曲も演奏すること、それらが重なってものすごい緊張でライブを迎えました。


この5ヶ月間、3人でひたすら練習してきたことを全部出して、作り上げた新曲たちを描く通りに演奏したい、自分たちに期待をするぶん余計に緊張も大きくなりました。


東京からのツアーバンド3バンドをあとに控え、わたしたちは一番最初でした。

たくさんのお客さんに集まってもらってさらに高まる緊張の中スタートです。


一瞬のときが止まってから流れ始めた音。

何度も描いた景色。


緊張は一気に吹き飛び飲み込まれていきました。


音、光、鮮やかな世界、動き出す。


気持ちよくて楽しくて、何十回も練習して何十回も繰り返した場面なのに、まるで違います。

楽しくて嬉しくて幸せなのに、訳もなく苦しくて痛くて。


わたしはこの気持ちを知っているんだ。


言葉にできない感覚に襲われてただ心が震えました。


そんな気持ちのあふれるライブでしたが、練習の成果があって、どんなに音に飲み込まれてもドラマーとしてこういう音を出したいと目指したところが崩れることなくできました。

わたしがイチバン克服したかったことを超えることができたとはっきりと実感しました。


3人でたくさん練習して、新曲も作って、前から見にきてくださっている方たちには初めてみるバンドみたいだったという感想や、変わったねという意見もいただきましたが、わたしはこれでいいんだとはっきりと思いました。


何をしてもどんなことでも、変わっていくということは何かを得る分だけ何かを失うことだと思います。

変わっていく日々をわたしはいつも振り返ってしまいます。

だけど、とどまる自分ではありたくないのです。


たとえ何かを失っても、描いた自分に近づきたいと願った、その気持ちに従ってここまでできたことを誇りに思います。

これでゴールなんかじゃなくて、もっともっと変わっていけるんだ。

いいときも悪いときも、うまくいくときも間違うときも、そのすべてのときを受け止めてくれるみなさんには心から感謝です。

ホントにありがとうございます。

これからもずっと見ていて欲しいよ、今は素直に思います。


きっとまだまだ未完成だけど、わたしにとっては今自分の目指す最高のライブができました。

きらめきに飲み込まれて消えてしまいたいくらい、この身を焦がす最高の音でした。



スタージにあがって、たった30分、6曲の曲を演奏しただけなのにね。

なんだか果てしない世界につながったような気がします。


やっぱり特別なんだ。

スタジオで音を出すのともまったく違う、何かを投げて誰かが受け取って、時に跳ね返されて、わたしには世界の扉が開くんだ。


忘れていた想い。

忘れたことにしていた想い。

誰にも言いたくないこと。

誰にも言わないことにしていたこと。


目に映るすべてがあんまりきれいで泣きたくなってしまうんだ。


ホントにひさしぶりのライブで楽しく素晴らしい時間と、きらめきととめどない心をいただきました。


共演者のみなさん、四次元スタッフのみなさん、そしてライブを見に来てくださったみなさん、ホントにありがとうございました。


次は夜半の月の下で会いましょう!



2012.06.03 (sun) CastingAround セットリスト


1. 星の旅人

2. トラベラー

3. 夢蛍

4. 世界の果て

5. 光の彼方

6. 国道三号線


このまばゆいきらめきの中でこのまま死んでしまいたいと、

そう思う心は他の何にも例えようもないくらいで、

気持ちいいとか、最高だとか、幸せだとか、どんな言葉でも言い表せないのです。


こんなにも心が震えると、同時にまたあの気持ちが襲ってきます。

それは喪失感、そして絶望。

痛くて痛くてまた言葉にできなくて。

このきらめきに、この音に、

わたしは溶けてなくなってしまいたいんだ。

このままわたしは消えてしまいたいんだ。