It's a Beautiful World! -153ページ目

It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

ずっと見たかった映画「へルタースケルター」を見てきました。


アニメ専門のわたしは普段映画を見に行くことはあまりないのですが、この映画は公開前からすごく興味があり見に行きたかったのです。


期待通り、いやそれ以上の衝撃でした。

すごく引き込まれてしまいました。

自分とは全然違う状況、全然違う人なのに、こんなにも共感してしまうのは何ででしょうか。


何者かになろうとしては消費されることと、何者にもならずに消費していくこと。

どうせなにもない空っぽな世界でそれでも何かを望むこと。


人間の欲望はどうしようもなく醜くてどうしようもなく美しいものですね。

どうしようもなく悲しいのになぜだかすがすがしいものですね。


衝撃的な内容だったのにこんなに息苦しかったのに、見終わったあとはなんだかすごく元気になりました。

めちゃくちゃだけど自分の欲望に全力で向かっていく主人公をすごく好きになっていました。

いろんなことを考えさせられたけど、それでも生きろって、それでも生きようって不思議なくらい思いました。



しかし、帰ってインターネットでレビューをみたら酷評が多くてびっくりしました。

自分とは全然違う意見が9割くらいで、やっぱり人とわかりあうって難しいんだなぁなんて思いました。


映画を見ても、本を読んでも、音楽を聴いても、感じ方は人それぞれですね。

だから難しくて苦しいし、だからおもしろいし、ひとを好きになるのかもしれません。

わたしの生み出すものもこの手を離れた瞬間から、受け取ってくれる人それぞれのものになるんですよね。

それで当然だと思うし、そうあって欲しいです。

正解なんて、正論なんてどこにもなくていいんですよね。


いまの世の中じゃ、自分がどう思うかさえも、見えない力でコントロールされているように感じることもありますが、どんな不自由ななかでもこの心だけは自由にありたいものです。


わたしが何を見て、何を思うかは、わたしだけのものなんだよね。


そんな感想も含め、ホントにひさしぶりにいい映画鑑賞でした。


It's a Beautiful World!-120729_1130471.jpg


ライブの次の日は家族と下関の海響館に行ってきました。


妹がみゆみちゃんを連れて実家に帰ってきていたので、両親と一緒に下関まで来てくれたのです。

ライブ明けで全身が痛くてまだまだ眠かったのが申し訳なかったけど、レッドブル飲んでなんとか元気にでかけてきました。


日曜日の空は真っ青な夏晴れ、信じられない暑さでもう真夏です。


みゆみちゃんとは数ヶ月ぶりに会いましたが、この春から幼稚園に通うようになって、ますますおしゃべりが上手になっていてびっくりしました。

暑さにも負けず元気いっぱい、子供の体力ってすごいなぁと感心します。


下関の水族館はホントにひさしぶりに来ましたが、いつの間にか改装されてとてもきれいになっていました。

夏休みに入っているので、もうすごい人、特に親子連れでいっぱいです。


新しくできたペンギン館はとてもステキでした。


It's a Beautiful World!-120729_111510.jpg


ペンギンのしぐさってなんであんなにかわいいんでしょうか。

どんなに見ていても飽きないかわいさですね。


海獣ショーもとても楽しかったです。


It's a Beautiful World!-120729_1202581.jpg


よくあんなにいろんなことができるなぁと感動します。

飛び散る水しぶきが涼しげなのもよかったです。


水族館ではしゃいだあとはすぐそばのカモンワーフと唐戸市場に行きました。


It's a Beautiful World!-120729_1426501.jpg


海鮮丼おいしかったです。

唐戸市場はすごい活気があって、もうおなかいっぱいなのに、おすしとふぐ汁を食べてしまいました。

なにせ暑すぎて途中でへたってしまったのがとても心残りです。


港には海賊船がいて、巌流島まで400円でいけるとのことだったのでものすごく乗りたかったのですが、これもあまりの暑さに断念してしまいました。

暑いのは苦手です。

今度必ず乗りたいです。


その後は、海峡ゆめタワーへ。


It's a Beautiful World!-120729_1552231.jpg


絶景、夏の関門峡。

なんとタワーに入るとき、受付の方がわたしとみゆみちゃんを見て、お子様2名様ですか?と聞いてこられました。

びっくりです。みゆみちゃんと騒ぎすぎましたかね(笑)


いまさらだけど山口県を満喫して楽しかったです。

みゆみちゃんは終始元気いっぱいで、やっぱりかわいかったです。

大人の真似してしゃべったりするのが妙におもしろくてホントにかわいいです。

わたしが何やっても笑ってくれるのも無邪気でうれしくなります。

家族もひさびさに会っても気をつかわないでいられるし、とてもいい休日でした。


もう妹もみゆみちゃんも滋賀に帰っていってしまいましたが、ちょっとでも遊べてよかったです!


みんなね、ずっとずっと大人になんてならないでいられればいいのにね!

なんて思ってしまうくらい(笑)



It's a Beautiful World!-120729_1335331.jpg


生存戦略しましょうか!

先月の10周年記念イベントの映像をきくりんさんがYouTubeにアップしてくださいました。
きれいに編集していただきとてもいい映像になっています。
ホントにありがとうございます!

セットリスト順に全曲お届けします。
ご覧ください!

星の旅人


トラベラー





夢蛍


世界の果て


光の彼方


国道三号線


アンコール

流星


スタンド・バイ・ミー


春待ち



カタチに残せるってステキですね。
映像見ると泣きそうになってしまいます。

ちょっと前まで自分の演奏を映像で見るのは苦手でした。
ダメなところばっかり目について、自分を嫌いになりそうで。

今は映像を見るのが楽しみです。
昨日より少しだけ前に進んでいることを確かめるように、この音に耳を傾けて。
また、ひとつ思いだすんだよ。

It's a Beautiful World!


It's a Beautiful World!


先週土曜日は6月の7日間さん主催のイベント「たまには6月の7日間で」に出演してきました。


何年かぶりのロゴス出演、また6月さん以外は初めてご一緒するかたばかりでとても緊張しながら向かいました。


広い会場ゆえ、リハーサルもかなり念入りで、それを見ているだけで緊張しましたが、実際自分たちのリハーサルになると、スタッフのみなさんもプロ意識が高く、そのあまりのシビアさに折れてしまいそうでした。

なかなかこんな環境ですることがないので、すごく考えさせられました。


その分、リハーサルから演奏するのはものすごく気持ちよくて、すでに本番気分で盛り上がりました。

環境も大事なのですね。

いや、どんな環境でも適応できるようなアーティストにならねばならばいなぁと痛感しました。


当日の出演者のみなさんは、バンドとしては初めてのバンドさんばかりでしたが、ミュージシャンとしては面識のあるかたも多かったです。

1番目の高校生バンド以外はほとんどのかたが先輩バンドマンでとても緊張しましたが、みなさん優しくて開場までの時間を楽しく過ごすことができました。


オープンすると、広い広いライブハウスにたくさんのお客さんが集まってくださいました。

ロゴスは2階も3階もあって、そこからステージと客席を眺めるととても緊張したし、そこに自分たちが立つことがなんだか信じられないくらいでした。

自分がお客さんとして自分のライブを見てみたいなぁとすごく思いました。

いったい自分はどんな風に見えているのかな。


1番目の元気いっぱいの高校生バンド、うる性やつらさん、2番目の大人のすばらしい音楽とテクニックを披露してくださった、スーパーバンドさんと、あっという間に2バンドのライブが終わり、自分たちの出番がやってきました。


準備をして、幕が開いて、その広い世界をみた瞬間、緊張で震えてしまいました。

ホントにこんなに緊張したのはひさしぶりってくらい緊張しました。


高い高い天井、広い客席、遠くに見えるお客さんの顔。


でも、演奏が始まると、その音と光に飲み込まれて一気に気持ちよくなりました。


高い天井は空みたいで、真っ暗なライブハウスをきらきら照らすライトにわたしの見たい世界が映し出されて、うまく言えないけど、そこはもう完全に自分の世界でした。


ここではないところへ、今ではないいつかへ。

この音がわたしを連れていってくれる。

ここにあるのは、わたしの世界。

誰も追いつけない、わたしの世界。


ここに座って、ドラムを叩いているのに、まるで世界を飛んでいるようだよ。


ホントに気持ちよくて、思ってしまうんです。

わたしが描いていたのはこんな場所。こんな未来。

わたしが欲しいものはこれだけなんだ。


最後まで緊張を抱えたまま、そんな胸の震える感覚におぼれて、なんだかすごく不思議な感じでした。

でも、あれから何度も何度もフラッシュバックしてしまう、それくらい最高の景色でした。


夢のような自分たちの出番のあとは、かっこいいロックバンド、BUNNY HOOさん、そして主催の6月の7日間さんが素晴らしい音の渦と世界を生み出し、最高のイベントが過ぎていきました。


どのバンドも素晴らしくホントに楽しいイベントでした。


命を燃やしすぎたわたしはもうくたくただったけど、なぜか気持ちだけはハイで打ち上げも夜更けまで、声がかれるまでしゃべってきました。

みんな優しくて、話がおもしろくていい打ち上げでした。


こうしてライブは大成功のうちに終わりましたが、波が引いていったあとのわたしは考え込んでばかりです。


フラッシュバック、光の中。


わたしの世界は。


輝けば輝くほど悲しくなる、なくせなくなる。


正しいって残酷だ、いつだって。



いつもいつも、わたしの場合はそこまで含んでライブなのかもしれません。

家に帰るまでが遠足みたいな感じですね。

まだまだしばらく家に帰れそうにはありません(笑)

でもそれくらい強烈ないいライブだったってことです!


ライブにきてくださったみなさん、6月の7日間はじめ共演していただいたみなさん、ライブハウススタッフのみなさん、本当にありがとうございました。


いろんな気持ちを受け止めて、また次の音を目指したいです。



2012.7.28(sat) CastingAround セットリスト


1. 光の彼方

2. トラベラー

3. 夢蛍

4. 世界の果て

5. 流星

6. 国道3号線

忘れたい、忘れたくない。



まばゆいばかりの光の中に、わたしの描いたものが全部あって、きらきらで嬉しくて幸せで、

そうやって命を燃やせば、まるで代償のように、

悲しくて情けなくて、喪失感や絶望感に押しつぶされそうになってしまうんです。


楽しいことを楽しいとだけ思うことはどうしてこんなに難しいんだろう。


どうすれば楽しいことを楽しいとだけ思えるんだろう。


どうしようもなく大好きでどうしようもなく大嫌いだって、いつまで経ってもそんなことばかり駄々をこねてしまうね。



ライブからほとんど休みなく動き続けていて、今日はくらくら眩暈がするくらいでした。

たくさんの思い出と感情を残してくれたライブ日記はもうちょっと心の整理ができてから書きます。

ひとまず、ライブにきてくださったみなさん、ありがとうございました!