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It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です


It's a Beautiful World!


瞬きのあいだに季節が過ぎていくのか。
過ぎ行く季節に目を瞑っているのか。


気が付けば12月です。
大好きな季節の訪れを思い切り吸い込むこともできないくらいの騒がしさの中で日々が過ぎて行きます。

駅前は再開発のため軒並み建物が倒されてしまいました。
いつもの通勤路も封鎖され、昨日ここに建っていた建物も思い出せないくらいです。
長い時間で培ってきたものも壊れるのは一瞬ですね。

先に空き地になった土地には草が芽吹いていました。
人間の造ったものは二度と元に戻らないのに、命はこうして生きようとするんだね。

誰のための正義なんだろう、なんて考えたりもするけどわたしも同じようなものかもしれません。
大切なものを守ろうとして、結局大切なものを傷つけているだけなんだよ。
何のための、誰のための日々なんだろうって、立ち止まって考えてしまいます。

今日はやっとエヴァンゲリオンの劇場版を見てきました。
予想外のストーリーですごくおもしろかったけど、このアニメはいつ見ても胸を刺されます。
問いかけたら、気が付いたら、わたしはもう動けなくなるって言うのにね。

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時代の流れに負けてしまいました。

ということで、携帯をiPhoneにしました。
先週から携帯が壊れていて、それを話すと同僚たちにスマホにしろとはやしたてられ、挙句機種変更のためにはやく帰らせてもらったので、意を決してiPhoneにしました。

以前仕事でスマホの操作をしなきゃいけないときに、全然ダメだったので怯えていましたが、使えばすぐ覚えるでしょう。
番号もメールアドレスもそのままです。
あまり携帯ヘビーユーザーではないので宝の持ち腐れになるかもですけどね。

今週末はめずらしく日曜日のお昼に練習してきました。

太宰府のスタジオまで、夜の練習のときはいつも1時間もかからないのに、今日は大渋滞で30分も遅刻してしまいました。
そういえば世間は3連休、天気もいいし太宰府はにぎやかだったのですね。

先週はアコースティックライブだったため、バンドの練習はおやすみしたので、ひさびさのバンド練習でした。
やっぱりバンドはいいですね。
わたしの出したい音が、カタチにしたいものがちゃんと描けます。
やっぱり長いことやっていることだからかもしれません。

思わぬきっかけで心のフタが開いてしまった今日は、どの曲もまた違った光を自分に放ってくれるようですごく楽しかったです。
こんなにいろんなものが変わってしまっても、わたしがわたしでいれたのは、いつも自分たちの音楽がここにあったからなんだね。

スタジオ後半には曲の練習に加えて曲作りもしました。
バンドらしいサウンドで、真っ直ぐで新しくて懐かしくて。
今の心にぴったりで、きっと素晴らしい音にできる予感もたくさんでホントに楽しかったです。

もう言いたいことなんてないなんて思ったりもしたんだっけ。
たぶんきっと、いつまで経ってもそんなことなんてないんだ。
だって、僕らはまだここに生きているんだ。
たとえばあの日の夢はもうなくしてしまっても、愛のカケラを見つけることができなくても、熱を失った空にもわたしはちいさく心を揺さぶられることがあるんだ。

なんだろう、なぜだかうまく言葉にできないよ。
それが何よりの、わたしが奏でていたいと思う理由なんだ。


まだまだ大まかにできただけなので、これからゆっくりと息を吹き込んでまたひとつ大切な曲にできるよう、育てていきたいです。
次回の福岡ライブまでには完成させてお聞かせできるようにするので、ぜひぜひ楽しみにしていてください!

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金曜日の夜、メッセンジャー時代の同僚からメールがきました。
「明日、先輩の結婚式なので二次会にぜひ参加してください。」

明日!しかももう5年も会ってない、連絡もしていない仲間たちです。
事務所も移転し、メンバーもほとんど変わっているはずです。
お世話になった人たちには会いたいけど、まるっきり関わりのなくなってしまった場所にいまわたしが行って大丈夫なんだろうか、と悩みましたが、たまたま練習も今週は日曜日、他の予定もない、これはきっと行けってことなんだ、と思い、行きます、と返事をしました。

そして、昨夜行ってきました。
会場に着いたときには知った人は誰ひとりおらず、やっぱり場違いだったかなぁとびくびくしながら座っていましたが、やがてメッセンジャーのボスとその奥さんが来られ、すぐにわたしのところに駆け寄ってきてくださいました。

もう、思いもよらないほどの大歓迎でびっくりしました。
わたしも会えて嬉しかったですが、ふたりともこんなに喜んでもらえると思わなかったくらい喜んでくださり、それがどうしようもなく嬉しかったです。

メッセンジャー仲間でいまも走っているのはひとりだけで、あとはみんな新メンバーでした。
メッセンジャーは通しで番号がついてて、初期メンバーのわたしはM-3だったのですが、今はM-27までいらっしゃるそうでした。
みんな明るくてすごいいい人たちで仲良しで、いまもあの雰囲気は健在なんだなぁと嬉しかったです。

その日の主役はそんなメッセンジャー仲間の大先輩である、M-1でした。
自転車をこよなく愛し、いつも信じられないくらいのスピードで駆け抜けていたM-1は、全然変わってなくて、でもこれまで見たことにないような笑顔で、ホントに幸せそうでした。
その姿を見ていたら、昔一緒に働いていた頃を思い出して、すごく懐かしくなりました。
ホントにホントによかったです。おめでとうございました!

二次会が始まってからも、ボス夫妻はわたしとたくさん話してくださいました。
思い出話から今のメッセンジャーたちの話。
話していると、忘れていたこともどんどん記憶が甦ってきました。
なにより、この感じがものすごく懐かしかったです。
わたしが話すくだらないことも、いつもみんな聞いてくれて、職場なのに家族みたいに仲良しで、仕事終わってもなかなか帰りたくない毎日でした。
なんだかんだとご飯を食べにいったり、事務所でたこ焼きしたり、ボスの家でバーベキューしたり、あんなに楽しく過ごした職場はなかったです。
わたしは自転車で走っても遅くて迷惑かけてばっかりだったのに、みんなすごくかわいがってくれて幸せでした。

愛されてたんだぁと懐かしくて嬉しくて、なんだかちょっと申し訳ないくらいの気持ちになりました。
こんなに大事にしてくれたひとたちのことも、あの頃のわたしは自分のことばっかりで見えなくなっていました。
福岡を離れ、勝手に自分の世界を限定し、離れていってしまっていました。

自転車に今は乗っていないうしろめたさから連絡もとれなかったけど、そんなこと関係なく、今もわたしも好きでいてくれるなんてびっくりだし、申し訳ないし、でも泣きたいくらい嬉しかったです。

いつからかわたしはもう傷つきたくないって、誰かとの距離をコントロールするようになっていたんだね。
いつからかわたしは好きなひとを好きになり過ぎないように、いつも一歩うしろに下がるようになっていたんだね。

あの頃確かにそれで傷ついたのかもしれない。
だけど、それで大切だった日々のことまでなかったことにしてしまう必要はないのかもしれないね。
こんなにステキなものだって自分にはあったんだね。

元気いっぱいの自転車メンバーだらけの二次会は最後まで相当な盛り上がりを見せ、ホントに楽しかったです。
二次会後はボス夫妻とコーヒを飲んで、ゆっくり話して、夜の街でお別れしました。


誘いがきたときには悩みましたが、これは行ったほうがいいのかも、という直感を信じて行ってホントによかったです。

みんなに会えてホントにうれしくて、あたたかい気持ちになりました。
あの頃のわたしにいろんなことを教えられた気もします。

傷ついても失敗しても、好きなものを好きだと言えるわたしでありたいです。
大切なひとを大切にできるわたしでありたいです。
愛してくれる人の気持ちを受け止めてかえしていけるわたしでありたいです。

どこに行っても、わたしらしくありたいです。

呼んでくれてありがとう。
覚えていてくれてありがとう。
いまも好きでいてくれてありがとう。

わたしもずっとずっとみんなのことが大好きです。

M-1、心からおめでとう!いつまでも幸せに楽しい毎日を過ごしてください。

またすぐにみんなに会えますように!

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週末は職場の同僚と浜松から出向中のひとと3人で由布院に旅行に行ってきました。

女性3人で旅行なんでわたしの人生初のことでした。
普段はひとり貧乏旅行か、行っても音楽仲間や学生時代の友達とそれこそ学生っぽいお出かけしかしないので、おんなの人たちの旅行ではどうすればいいのか、とまどってしまい、でかけるまでにいろいろ考えました。
いつもではないような立派な宿を予約して、きれいなレンタカーも借りて行ってきました。

ここ九州もずいぶん寒くなってきましたね。
高速道路から見る由布院の山々はきれいに紅葉していました。

由布院についてまずはドライブがてらわたしの大好きな塚原高原へ。


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わたしはこの地獄の手付かず感も好きなのですが、寒すぎてみなさんには辛い思いをさせてしまいました。
申し訳なかったです。

長居できず、由布院の街に向かいました。
由布院の街は来るたびに観光地化していきますね。
おしゃれなカフェやスイーツのお店、お土産さんや美術館が立ち並び今っぽい温泉地の風景です。
お茶したり、お土産を見たり、温泉地を散策しました。

ひとも多く、休日の由布院はとてもにぎわっていました。
そんな街の風景は写真におさめていなかったので、街で見つけた紅葉を。

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金麟湖のまわりは静かに色づいています。
のように見えて、うしろには人がいっぱいでした。

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秋の景色は静かで美しくて、やはり今日も悲しくなります。
この空を見上げながらあの日を見つめているようで。


日が傾いてきたのではやめに宿に向かいました。
温泉地からはちょっと離れた塚原高原の宿です。

離れの部屋に半露天風呂がついているという贅沢!


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さっそく部屋のおふろに入って一休みして夜ごはんです。

地鶏と豊後牛の炭火焼。

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他にもたくさんで苦しくなるほど食べました。
とてもおいしかったです。

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こうしていると否が応でも温泉で仲居さんをしていた頃を思い出します。
友達同士で旅行に来ている人たちを見てはいいなぁと思っていました。
そんなうらやんでいたような状況にいまの自分がいるなんてなんだか実感わかない感じです。

みんなに話すとよくそんな生活できてたねぇと驚かれたくらい、いろいろ辛いことも多い日々でした。
もう戻りたいなんて絶対に思わないけど、ひたむきに生きた日々をなくしたくもないんだよ。


夜はお部屋のお風呂に入りながらお酒を飲んで、何時間もしゃべってました。
最後ひとりお風呂のなかで気持ち悪くなるくらい延々とお風呂につかっていました。

ホントにこうして女性3人でお風呂に入りながらお酒を飲んで、ガールズトークなんて、ずっと自分でも信じられないような感じでした。
確かにわたしの言葉で、わたしの気持ちで、楽しいのにまるで自分じゃないような変な感覚です。

心の中ではあの日を見たり、ずっと変われないわたしがいても、今ここにいるわたしは息をして笑って、今日という日を歩いているんだね。

なんて刹那は似合わないほどわいわいと楽しく長い長い夜でした。


いつの間にかぐっすり眠って翌日。

すっかり天気もよくてやっとここの輝きに会えました。

のぞかな朝の景色。

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朝の露天風呂は貸切でした。
出向のひとと2人で1時間以上つかっていろんな話をしました。
最高に心地よかったです。

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ここが宿の母屋です。青い空のした、今日はどんな1日なんだろう。

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チェックアウトの11時ぎりぎりまでのんびりしました。
ホントにゆっくりできていい滞在になりました。
たまにはこういうのもいいかもしれないですね。

そのあとは別府まで足を伸ばして地獄めぐりに行きました。
小学生ぶりの地獄めぐりでした。

動物だらけの地獄にて。

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ここにもほら。

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海地獄の温泉玉子。
青く染まりそう。

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たばこの煙で湯気が増えるという実験していました。
禁煙なんてどこ吹く風です。

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排水溝の湯気の上でお昼寝する猫。
かわいいですね。
こうして1日を過ごせたらね。

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ちゃんと地獄らしい1枚を。

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わたしがそのあとにスタジオを控えていたので、地獄めぐりのあとはバタバタ帰宅になってしまいました。
みなさんには申し訳なかったですが、短い時間ながら由布院から別府まで堪能できてよかったです。

ホントに自分がちゃんとみんなの中で楽しくうまくやれるのだろうか、と心配していましたが、いつもと違うようないろんなこともちゃんと楽しめました。
おいしいものを食べて、のんびりして、いろんな話をして、誰かを完全に理解するなんてことは不可能でも、少しでも近づけたかなぁと思います。
一緒に旅行できるほど仲良くなれる人が職場にいてホントによかったです。

一緒の相手が変わればまた違って見える、新しい大好きな景色もとても新鮮でした。

あとわたしはどれくらいの新しい景色に会えるのかな。
果てしなく無限に広がっているような気もすれば、もう二度とあの美しさには会えない気もするよ。
それでも、わたしの季節はめぐっていくんだ。
それを変わりながら変わらないままで受け止めなくちゃね。

浜松から出向の子はせっかく仲良くなったのに今週いっぱいで帰ってしまうことになりました。
寂しくなりますが、滞在中に九州をすごく好きになったと言ってもらえてうれしかったです。

同じメンバーで出かけることは当分ないかもしれないけれど、いい思い出を胸にがんばっていればいつかまた会えるよね。
ステキな思い出をありがとうございました。

たまにはロハスな女の子旅もいいものですね!