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It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

バンド初めて10数年。

金曜日、わたしは初めてドラムを習いにいきました。

講師はなんとあのアヒトイナザワさん!!
元ナンバーガール&ZAZEN BOYSの凄腕ドラマーです。

先月キャスアラの練習でスタジオBE-BOPに行ったときに、今度こんなの始まるよってスタジオでアヒトさんのドラムスクールのチラシをもらったのがこのスクールを知ったきっかけでした。
まさか、そんなすごい人が福岡でドラムスクールやるなんて!と目を疑いました。

今は福岡を拠点に活動されているとのことでスクールをはじめられたそうです。
信じられないすごい機会ですが、逆にびびってしまって怖かったのと、ちょっと料金は高めだったので躊躇して迷っていました。
それを職場の同僚に話したらファンだったらしく、絶対こんな機会無駄にしちゃダメ、むしろ安すぎと大興奮で言われたので、背中を押されて申し込みました。

いや、でもしかし、申し込んでからこの日がくるのがめちゃくちゃ怖かったです。
さすがに緊張しすぎて前日は上手に眠れませんでした。

当日、はやめにBE-BOPに行ったら、もうすでにアヒトさんは来られていて緊張の初対面でした。
相当びびって、変な汗かきまってましたが、すごい優しくて気さくな人でびっくり!
どんなバンドやっていますか、とかどのくらいドラムやっていますか、とかいろいろ話をして、スタジオレッスンスタートでした。

まずは叩いてみてください、と言われてこれまた倒れそうなくらい緊張しました。
もう、ガチガチでド素人みたいなフレーズを叩きましたが、全然下手じゃないですよ、ちゃんと叩けていますね、と言ってくださりまた卒倒しそうでした。

それから、わたしの叩き方のよくないところを指摘してくださり、それを指導してくださいました。
今まで考えてもみないことだったので目からウロコでしたが、その内容は秘密です(笑)

それから練習の仕方とか、アレンジのアドバイスとかいろんな話を聞かせてくださいました。
目の前でドラムも叩いてみせてくれました!
あのすごいドラマーのかたが自分のために今ドラムを叩いているだなんて、すごすぎてすごすぎて。
やっぱり上手でかっこよかったです。
自分の機材も見せてくださり、ペダルも踏ませてもらったし、最近発売したばかりのアヒトさんモデルのスティックも触らせてくださいました。

いや、もう大感動と大興奮でわけわからないですね(笑)
でも、ひとつひとつの言葉がめちゃくちゃ響きました。

わたしは普段自分は自分だと思っているし、強情なので、あまり人の意見を聞かないのですが、やっぱりリスペクトできる人の言葉は全然違います。
ドラマーとしてテクニックがあるだけでなく、バンドの中でのプレイとか、バンドにとってどんな存在だったかとか、どれをとってもすごい人なので、言われること全部が大きくて、なんだか世界が変わってしまったくらいの感覚です。

本物の余裕と言えばいいのかな、あんなにすごい人なのにアヒトさんは全然偉そうなところもなく、説教くさくもなく、すごく丁寧で優しくて、とてもとてもステキな人でした。
わたしのバンドやドラムの話も、対等に聞いてくださり、ホントに感動でした。

なんだかもう、すごい燃えたぎりながら世界が変わった1時間のレッスンを終えて帰りました。

全然別の世界の話のような気がしていました。
でもそうじゃなかった、この世界はつながっていたんだ。
歩いていけばたどり着ける可能性のある場所へ歩きださなかったのはわたしだ。

金曜日は体験レッスンでしたが、これから月2回のレッスンを受講することに決めました。
この日言われたこと全部マスターして次のレッスンに行きたいです。
もうひさしぶりにドラマーとしてよくなりたいという情熱がとまんないや。

やるからには下手だけど気持ちだけは、なんて言い訳したくないってひさしぶりに心から思いました。
バンドがよければいいなんて、楽しければいいなんて、やっぱり言い訳だった。
あーーーもう、興奮と感動を全部言葉にはできないや(笑)

とにかくよかった、ホントによかった!
ここから始まるまた新しい一歩を今度こそ躊躇なくわたしは行ける。
今度こそ自分は変われると確信できるんだ。

今というタイミングにすべてが呼び寄せられたような、そんな奇跡に感謝です。
ありがとう!わたしは間違いなく、言葉通りウソ偽りなく、がんばります!!

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満月の夜、あの角を曲がれば。



月明かりの中でただ空を見上げて、息をするような。
そんな風に生きたいけど、それだけじゃダメだって思うのはなんでなんだろう。

「思うがままに生きる」

それをよしとしながら、思うがままのカタチにも優劣がある気がしているんだ。

この焦燥感はとても醜く、それでいて生々しく人間らしい感情だけれども。


こんな夜はいつも思い出す風景。

ホントはわたしは何も欲しくはなかったんだ。
あの月明かりの夜に、キミと溶けてしまっていたなら。


It's a Beautiful World!


さすればいつかまた。


日曜日はUTEROでライブでした。

レコ発明けのライブ、なおかつ出番が1番目ということで、ライブはいつもより物静かに始まりましたが、わたしにとってはレコ発で感じたこと、そのとき掲げた目標を自分なりにクリアできてとても納得のいく演奏ができた素晴らしいライブになりました。

いいライブって何なのか、いつも考えます。

盛り上がったライブ、たくさんの人に見てもらえたライブ、自分が楽しかったライブ、自分が感動したライブ。眩いほどの閃光とともに細胞に記憶されるほどの鮮烈なライブ。

日曜日のライブはちゃんと聞かせることのできたライブ、自分の思い描く音をカタチにできたライブでした。

スティックが途中で折れました。バスドラムのペダルが壊れて音が鳴らなくなりました。

にも関わらず、わたしは納得のできる演奏ができました。

これはきっといいライブなんだ、そう自信を持って言えるライブでした。

そう、何かひとつ頭の中でカチッと切り替わった感じです。
わたしは今まで少し勘違いをしていたのかもしれないです。
ドラマーとして何をしなければいけないか、ちょっとだけわかった気がします。
ちょっとだけ前に進めた気がします。

わたしに足りなかったのは、きっとこういうことだったんだ。

たくさんのお客さんたちにじっくり聞いてもらえてとてもうれしかったです!


この日は古い知り合いの大阪のバンドマンの方々も一緒に出演しました。
キャスアラで大阪にツアーしていたことに出会った方々ですが、今回はその当時のバンドではなく、明狼(アケノオオカミ)というロックバンドで出演されていました。

キャスアラが休止している間も何度か大阪のバンドマン仲間たちのところには遊びにいっていましたが、ここ数年は会うこともなかったのでホントにひさしぶりの再会でした。
しかも、この日は誘い合って出たわけではなく、たまたまライブハウスから誘われての共演でした。

初めてみる明狼さんはとてもかっこよく強さを持ったロックバンドで盛り上げ上手で楽しいライブでした。
お互いのMCで思い出話をしたりでそれもまた楽しかったです。

他の出演者のみなさんもホントに個性的で自分たちの音楽を貫いている姿がとてもステキでした。
盛りだくさん、楽しいライブになりました。


It's a Beautiful World!



ライブのあとは明狼のみなさんとお客さんたちと打ち上げをしました。
明狼のみなさんはさすが関西人、話がおもしろすぎて笑いっぱなしでした。

ずっとバンドを続けていれば、またこうして自然なカタチで再会できて、何も気負わずともこないだも会ったみたいに話ができるんだなぁと思うととてもうれしかったです。

バンドをやっていて何度もこんなことがありました。
東京で一緒にライブした人と福岡での友達のライブで再会したり、福岡で共演した人と大阪で再会したり、出会っては別れ、まためぐり会って。
普通に普通な話して、またねって別れて。

いつまでもそんな風にどこかでつながっていれる人がこの世界にたくさんいることをとてもうれしく思います。
バンドやってて、みんなに会えてホントによかったよ!


打ち上げのあと、駐車場に向かい帰ろうとするとなんだか隣のマンションが騒がしく、近寄ってみると、マンションの住人の若い男の人が壁によじ登っていました。

話を聞くと、3階のベランダから布団が落ち、2階のベランダにひっかかったというミラクルが起こったそうで、布団奪還作戦遂行中だとか。

みんなライブ後のハイテンションもあって、その作戦に参加しました!


It's a Beautiful World!


下に車をつけてそこに登って棒でつついてもらいましたが、布団が重くてびくともしません。

結局このあと、別のかたが降りてきて、外壁をよじ登って2階のベランダから直接布団を叩き落とすという暴挙に!
降りれなくなったお兄さんをみんなで受け止めて地面に降ろしました。
わたしは何もしてないんですけどね。

と文字で書いちゃうとそれだけの出来事だったのですが、深夜のこの事件がその場ではもうおもしろくて、おもしろくて大爆笑でした。
最後、壁からみんなに抱えられて降ろされるお兄さんが、「やべぇっす」って言って怖がっていたときとか苦しくなるほど笑いました。

ライブの思い出全部持って行かれるほどおかしかったです。

そしてその日ライブを見に来てくれ、誕生日だったいさむくんを糸島までドライブがてら送ってライブ終了。
長い長い1日になりましたが、とても充実して楽しい日でした。


あぁ、この一瞬一瞬がきっとまた未来のいつかにつながっているんだ、なんて思いました。
わたしに今日があったのはあの日わたしが下手くそながらも全力で生きていたと胸を張って言えるからこそだと思います。

ねぇ、わたしはまたいつか、会いたいひとみんなに会えるのかな。
会えるように生きていけるかな。

そのときは、やっぱりわたしはアーティストでありたいです。
ミュージシャンでありたいです。
キャスアラのドラマーでありたいです。

だとすれば、やっぱり今日も明日も、絶え間なく休む暇なくどんなときもこの瞬間を大切に生きる以外ないのかもしれないですね。


ライブにきてくださったみなさん、共演者のみなさん、ライブハウススタッフのみなさん、どうもありがとうございました!
またステキな夜に会いましょう!!

次はもっと強いわたしで、もっときらめく音を聞かせてあげるよ。


2013.9.15 (sun) CastingAround セットリスト

1. 国道三号線
2. 水月
3. 夢蛍
4. 世界の果て
5. ムーンライト
6. 花

It's a Beautiful World!


あの瞬間から。


ライブ週末でした。
土曜日はかんぶんがもうひとつ参加しているバンド、beautiful human thinkのライブを見にHeart Beatに行ってきました。

この日のライブもめちゃくちゃかっこよかったです!

ステージの上でギター弾くかんぶんを客席から見ると、やっぱりかっこよくて、そんな風に思ってしまう自分に自分でびっくりです。
このギターの音、フレーズ、この11年で何百回も何千回も聞いてきたはずなのにね。
やっぱり何度でも心を突き刺す音です。
ステージでひたすらにただひたすらにギターを弾く姿は最高で、見入ってしまうわたしはただのファンかって感じです(笑)

そう、たぶんただのファンなんです。
その音楽に焦がれてわたしはきっとずっと一緒にやってきたんだと思います。
それはとても誇らしいことだよ。

なんてバンドメンバーに対するリスペクトと愛を改めて感じたりしたライブでした。

キャスアラを知っているかたにもぜひ一度見てほしいです。
キャスアラでのかんぶんとはまた違って、アクティブでアグレッシブで新鮮でとてもかっこいいですよ!
次回のライブは10/19だそうなので、一緒にライブに行ってみたいというかた、ぜひご一緒しましょう!
何か変わるきっかけを、新しい決意を、と思い美容院で髪をばっさり切ります、と言ったものの、ホントにいいんですか?と言われあっさりやめました。
せっかくここまで伸びたので、まだもうちょっと伸ばします。
美容師さんと髪切らずとも人は変われる!変わりましょう!とアツく決意して帰りました。


そんな訳で今週末はライブです。
レコ発を経て、最近ちょっとだけドラムを叩くということへのアプローチが変わったわたしです。
まずは第一歩、思い描くライブにできるようにがんばります!

9/15(日) "Sound Without Equal"
@薬院UTERO
OP/18:00 ST/18:30 前売¥1500(当日¥2000)(+1drink order)
【CAST】 アケノオオカミ(大阪)、Casting Around、LOVEBiTES、VOLT、悲劇のヒロインズ

キャスアラの出番は1番目、18:30からです。

ぜひ遊びにきてください!