霧雨の似合う夜。
今夜は福岡時代の上司が出張に来られていたので、仕事ははやめに切り上げて今の上司と3人で飲み会でした。
なんだかすごく高級なお店に行ったよ。
全然まずくなんてなかったです。
味の良しあしなんてきっと判断できないような珍しいものばかりだったけれど、どれもステキなお味でした。
そして上司と上司とおしごとのお話。
なんだかね、何とも言いがたいひさしぶりの感覚でした。
今の上司が職場に戻るということではやめに解散。
それから夜の街でコーヒー飲んで、遠くのライブを見ました。
どうしてかな、一瞬にして塗り替えられるような感覚でした。
いつもの帰り道、電車を降りれば霧のような雨が降っていました。
傘は閉じて、涼しいシャワーを全身で浴びて歩いて帰りました。
きっと今夜の足取りは重いだろうと思っていたのにね、なんだか軽やかなステップだよ。
雨に濡れた街路樹のみどりを透かす街灯のあかり。
きらきら光るアスファルトに跳ね返る音たち。
あぁ、そうだ。
襲いくる現実につぶされるほど軟なわたしではなかったはずだ。
今日という日を振り返る。
今日という日のわたしの言葉を振り返る。
身ぐるみはがされちゃったみたいだ。
そうだよ、
嘘つきはもうやめたいんだ、わたしもね。



