夕立に洗われた街、赤い夕暮れ。
濡れて輝くアスファルトの橋の上で。
この街もこんなに美しく染まる時間があるのだと、振り向けば。
東京の街に大きな虹がかかっていました。
あぁ、そうだ。
どこまで行っても、どんなに汚れた街でも、どんなに世界の果てでもこの空は美しいものを映し出さずにはいられないんだ。
今夜は高田馬場でバンド練習でした。
今日は曲作りも始めました。
いい感じに進んだのでとても楽しかったです。
スタジオ帰りの電車は超満員で息もできないくらいでした。
もう真っ黒な気持ちでいっぱいになります。
これは毎日続くと心が死んでいっちゃいそうですね。
駅を降りると雨上がりの澄んだ空に光こぼれる月が。
不思議な世界です。
こんなにも汚くて醜くて残酷で、こんなにも美しく尊い。
いや、今宵の銀色の月のように、いつだってわたしの上に輝いているものに、わたしは目を逸らして気づかないふりをしているだけかもしれないね。
誰かがくれた優しさにも、僕らの可能性にも。
あるいはこの心が世界を曇らせ、雨を降らせ、隠してしまっているだけかもしれません。
真っ直ぐでありたいのに、透明でありたいのに。
なんてさ、言い訳はそろそろ終わりにしたいんだ。
手を伸ばして、触れてみたい。
確かめてみたい。
そしてきちんと受け入れたいんだ。
世界の美しさも醜さも。
僕の正しさも過ちも。
キミの優しさも痛みも。



