ハローグッバイ | It's a Beautiful World!

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夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です





だから好きになんてなりたくなかった。

だから、ね。


日曜日のお話です。

日曜日は朝からスタジオでした。
実に1年ぶりにドールクラシカのメンバーでスタジオに入りました。

東区にあるスタジオMというスタジオが5月いっぱいで閉店になるそうで、思い出がたくさんあるハシモトさんとニンベさんがぜひ行きたいということで声をかけていただきました。

ひさびさの4人でのスタジオ、曲を思い出せるのか不安でしたが、思いの外よくできました。
なんだかいつになく肩の力が抜けて、ただただ楽しかったです。




ニンベさんのサービスショット!

一通り思い出したあとには、1年前のライブで演奏した曲をライブセットリスト通りに演奏しました。
最後の曲の前、これでこの4人のドールクラシカはホントに終わりなんだと思うと、どうしようもなく寂しい気持ちがこみ上げてきました。

これからもきっと仲良しだけど、きっとまた会うことはできるけど、もうこうやってバンドとして同じ時間を同じ空間を共有することはできないんだね。
あのライブのあとにリベンジしようって話したのにできなくてごめんね。
いつか時間ができたら、なんて言っているうちにどんどん人生は後戻りできないスピードで進んでいってしまったよ。
わたしにとっても、みんなにとっても。


スタジオが終わったあとは、みんながスタジオのおじちゃんと最後のあいさつをされていました。
わたしはスタジオMには数回しかきたことないので特に思い出はなかったのですが、みなさんのやりとりを見ているとなんだか感極まってきて自分のことでもないのに泣いてしまいそうでした。

優しそうなオーナー夫婦との思い出話、ハシモトさんやニンベさんのバンドして過ごした青春の日々の話。

いろんなひとのいろんな想いがいっぱいのひとつの時代が終わっていくのが、寂しいのにどこかあたたかくて。

オーナーさんたちはわたしたちにコーヒーをだしてくれお菓子までくださったので4人で外のテーブルでお茶しました。




さよならの日の初夏の風はとても優しく僕らを通り抜けていくけれど。


ドールクラシカのスタジオのあとは午後から説教ボーイズのスタジオでした。

ライブまであと1週間になりました。
ライブの通しリハもずいぶんよくなってきたし、その日見たいと願う景色も上手に描けるようになってきました。
本番の衣装の一部を身に着けて練習したりしてとても楽しかったです。

ライブが決まってから本番まで1か月半しか時間がなかったのでずいぶん焦ったけど、短期間にかなり集中してスタジオ練習を積み重ねてきたのでここまでくることができました。
ホントによかったです!

スタジオ練習のあとはみんなでスタジオ特製カレーを食べました。




みんなで食べるカレーはどうしてこんなにおいしいの!

そして、くどうさんとかおりさんと3人でライブ衣装を買いにお買いものに行きました。
まさかこんなメンバーで休日にお買いものをする日は来るなんて夢にも思わなかったけど、とても新鮮ですごく楽しかったです。

あんなに最初は緊張してうまくやれそうもないなんて思っていたのにね、いつの間にかみんなで出す音もこうして過ごす時間もどうしようもなく大好きになってしまったよ。

帰り際にかおりさんが、「ただずっとこんな日々が続けばいいのになぁって思っちゃうんですよ。」って言っていたのに泣きそうになりました。

思ってしまうよ、わたしも。


街に涼しい風が吹き抜けて、その匂いに季節が変わっていくことを感じずにはいられないような日曜日の夜。

この季節を引き留めたりなんてできるわけないのにね。

さよならと振った手をそっと伸ばして触れてみようとか。


ほら、だから嫌だったんだ。

だけど、ね。