今夜は冷たく澄んだ星のきれいな夜です。
アイスランドで最後の日に地元のひとに言われたことを思い出します。
「オーロラが見えるのはね、寒くて、風のない、静かな澄んだ夜なんだよ。」
まるで今夜のことで、ここじゃ見えるはずもないのに空を見上げてしまいます。
それだけで透明なきもちだよ。
そんな今夜はドラムレッスンでした。
昨日練習したものの、しばらく叩かなかったので若干なまっていました。
まだ少し時差ボケですね、と言われてしまいました、ごめんなさい!
また今夜もいろいろと指導してもらったし、刺激的なお話もたくさん聞かせてもらって素晴らしく楽しかったです。
明日からは時差ボケなおしてしっかり練習します。
旅先で誰かと仲良くなるといつも思うんです。
また会おうと言いながらも、世界は広すぎてもう生きているあいだにこの人に会うことはできないかもしれないと。
今回もそれを感じて泣けて泣けて仕方なかったです。
でもそんな別れのとき、アイスランドの音楽ホールで、3/21にレッドツェッペリンがくるよというポスターを思い出して考えたのです。
わたしがもしもロックスターだったらまた会えるのかな。
わたしの音楽を世界中で聞いてもらえるのかな。
もう会えなくなったあの子にもあの人にももう一度会えるのかな。
それはわたしが1週間アイスランドに滞在してオーロラを見れる確率より間違いなくもっと低いです。
それでも、そんな大それたことを真剣に考えてしまいます。
世界でライブできるようなアーティストにわたしはなる!
アイスランドエアウェイヴスに出演する!
大きな夢を口にすると失敗したときみっともないようで、昔みたいに大口は叩かなくなりました。
期待するだけ絶望が大きくなるから、期待しない癖がつきました。
でも今は言いたい!
たとえ失敗に終わってみんなに笑われようともそれを恐れて走り出さないわたしにはなりたくないと、いつか誓ったきもちを思い出したよ。
旅の熱にまだまだ浮かされていますが、だからこそ、冷めないうちに今この気持ちをここに記しておこうと思います。
そしてわたしはきっとまた会いにいくよ。
写真は雪の海辺でみんなでかすかな望みにかけてオーロラを待った夜です。
真冬の空に手を伸ばした、
奇跡の価値は、
きっと。
