また帰る時間が遅くなりつつあります。
ひさびさの終電、くたくたで頭痛は鳴りやまないのに、眠れない夜。
今だって、一秒一秒零れ落ちていくというのに。
さて、ちょっと時間があいてしまいましたが、週末日記を。
土曜日はひさしぶりに何の予定も入っていない日だったので大分県臼杵市まで行ってきました。
臼杵市は原山尚子ちゃんのふるさとで、先日とてもいいところだと話をいろいろ聞いたので、行ってみたくなり足を運んだのでした。
思い立ったのが遅かったので、高速を飛ばしていきましたが、到着したのは夕方16時。
のどかな田舎の景色は夕暮れに染まり始めようとしていました。
すぐに今回の目的であり、臼杵イチバンの名所である、臼杵石仏を目指しました。
崖の岩肌に掘られた仏像です。
固い石を削ってこれだけの立派なものを作り、そしてこれが現在まで残っているというのは素晴らしいです。
いろんな種類の石仏が見事に並んでいます。
並んでみました。
石仏があるあたりは山の合間で、そこに広がる春の景色は素晴らしかったです。
人も少なく、静かな日本の風景、春の風。
桜と竹林、こぼれる光。
穏やかで優しくて、心まで届きそうです。
小さいころはお寺も神社も当たり前で、好きだとも美しいとも思ったことはなかったけど、今になるとたまらなく懐かしくてあたたかくて、いいなぁと焦がれずにはいられないから不思議です。
田園風景、菜の花色に染まる。
あふれるほどの花、両手いっぱい抱えきれないほどの花。
風、花びら、舞い散る、季節。
猫ちゃんもたくさんいました。
どこにだって行けるけど、ここが好きなんだ、なんて思っているのかな。
夕暮れまであと少し。
近くのお寺で鐘をついたり、猫と遊んだり、写真をとったりしているとあっという間に時間が過ぎていきました。
楽しく穏やかな時間でした。
あんなに立派な石仏がなんてことない景色の一部のようにひっそりとたたずむ不思議な町に、すっかり魅入られてしまったようです。
夕暮れもどんどん近づいてきたので、今度は臼杵城址を目指しました。
お城自体は残っていない城跡公園です。
桜の名所のようでたくさんの人が集まっていました。
城跡を登ると町が見下ろせます。
遠くの山に沈む夕日。変わらない世界。
公園ではさくら祭りが開催されていました。
出店が並んでいい匂いがします。
お花見客もいっぱい。
みんな装備が半端なくすごいのです。
福岡と違って若い人が騒ぐというより、親戚一同や町内会など大人のかたの集まりも多く、落ち着いた雰囲気でした。
そしてとにかく準備万端で、いろんなカタチで楽しまれていました。
いいですね、わたしもこんな本気お花見してみたいです。
海の見える町。心の中にずっとあるふるさとの景色と同じ匂い。
城を散策したあとは、ちいさな町を歩きました。
昭和感満載の商店街。
タイムスリップしたみたいにステキです。
こんな景色がずっとずっと失われなければいいのにね。
のどかな標語。
すぐに方言使いたがるのはどこでも同じですね。
わたしのふるさとの商店街も方言の看板いっぱいです(笑)
噂の大分合同新聞発見!
なごみ系ニュースがいつも載っているとよくネット上で話題になっていますね。
ほっこりします。
のんびり歩き回っているうちに日も沈んでしまったので、城跡で看板を見た焼肉やさんに行って焼肉を食べて、別府経由で温泉に入って福岡に帰りました。
半日だけの短いお出かけでしたが、なんだかすごく長い時間が経ったように思えた充実した日になりました。
目に映るすべてが春色で、心の奥底をつつかれるような懐かしさでいっぱいでした。
日本の春はやっぱりとてもステキですね。
きっとここにしかない、はかなくて優しいこの美しさをわたしはきっといつまでも言葉にできないんです。
ステキや美しいじゃ足りない、ずっと昔から知っているこんな気持ち、あんな気持ち。
戻ってきてなおちゃんに臼杵に行ったという話をすると、今度はおばあちゃんちに遊びにきてください、と誘ってくれたのでぜひまた遊びに行きたいと思います。
今度は違う季節の美しさにも触れてみたいです!

















