忘れものの季節 立ち止まる、振り返る。 この季節でさえ。 愛しい季節。 なにかを忘れてきたような気がしてあと少し思い出せない、そんなぼんやりとした冬の匂い。 世界は饒舌すぎてわたしは溺れてしまいそう。 こんなにもたくさんの言葉が溢れたってここにはわたしの欲しいものは見つからないのに。 薄暗い夕暮れの藍の空はきれいだね。 あぁ、ほら。 きっとホントはわたしは全部知っているはずなんだ。