ちょっとしたことへの自分の選択に、自分で気づくのです。
いつの間にか流れた長い長い時間、少しずつ色を変えた景色、わたしの心に。
世界の中心はいつも君だった、そんな日々は、いつしかちくり痛む傷跡になり、季節の匂いにせつなくなる歌になり、やがて空を見上げる懐かしさになってゆきました。
愛はいつしか郷愁のようになるものか、なんて言い切るにはまだはやすぎるくらい、これからもこの胸でカタチを変えながら生き続けていくのだろうけど、
少しだけ優しく笑える今のわたしであの頃の涙に教えてあげたいです。
今日のこの日の風の匂いを、その心の歌を忘れないように。
季節の匂いも一瞬のきらめきもゆらぎも全部全部、ひとしずくも残さず吸い込んで。