昨日よりも今日は少しだけ冷たい風で、毎日少しずつ秋がやってくるのを感じます。
新しい生活の場所となったふるさとを帰りながら思います。
秋の風に吹かれるたびにせつないと感じるようになったのはいつからでしょうか。
変わりたくない、と何かを願ったときからでしょうか。
それでもすべての花は散ってゆくことを知ったときからでしょうか。
それとも初めて誰かを愛しいと想ったときからでしょうか。
この季節に揺れる心にはいつも理由なんて見つけることができないのです。
それでも風が吹くたびに思い出すんです。
せつないなんて言葉じゃ足りないくらいの、訳もなく胸を締め付けるこの気持ちを。
