黒川温泉街のちょうど真ん中あたり、いご坂と下川端通りが交差する場所、今日はそこを訪ねてきました。
まずは写真の左側にあるのが黒川発祥の由来となる「首なし身代わり地蔵」のお話でしられるお地蔵様がまつられてまる地蔵堂です。
首なし身代わり地蔵のお話とは…
むかしむかし豊後の国の中津留というところに、貧しい塩売りの甚吉とその父が住んでおった。父は病気で甘瓜だけしか食べれんじゃった。しかしお金はなし、悪いこととはわかっていたが、甚吉は瓜を盗もうと思ったそうな。
ある日お地蔵様に、自分の商売にしている塩をほんの少しおそなえして、父の病気が早く良くなる事を願い売りを盗みにいくことを告げたんじゃ。覚悟を決めて瓜畑に入るやいなや地主に、すぱっと首をはねられてしもうた。しかしそこにには身代わりになったお地蔵様の首が落ちていたんじゃ。
そんなある日、肥後細川藩の修行者本田勝十郎というものが、肥後の国にこのお地蔵様をもち帰ろうとして、旅のとちゅう黒川で一休みしていたら、「ここに安置してくれ」としゃべりなさったそうな。
村人はお地蔵様の首をまつり大切に守りづづけたそうな。するとある日この地より温泉がわきでるようになったとさ。
だそうです。
中にお地蔵様がある地蔵堂のまわりには仕様済みの入湯手形がたくさんかけてあって風流です。
次に写真の真ん中の「お宿 玄河」の1階にある「うふふ」というお食事処に行きました。
全部個室になっていてステキな雰囲気です。
一日10食限定という「うふふ御膳」を食べました。
地元の食材がふんだんに使われていておいしかったです!
贅沢な気分です。
最後にお地蔵様の話にでてきた黒川発祥の元湯と言われる地蔵湯に入りました。
地元のかたのための共同浴場で料金は200円。
入ってみると誰もいませんでした。
さすが共同浴場。
脱衣所と浴槽が一緒になった狭い浴室があるだけですが、これがまたなんとも言えずいい雰囲気です。
こういう共同浴場って大好きです。
お湯は旅館のものと比べて熱めだったのでお風呂あがりはポカポカ。
粉雪舞い散るすずめ地獄通りも震えることなく歩いて帰ってこれました。
黒川はいろんな表情を持つ奥の深い温泉地ですね。
まだまだ知らないところがいっぱいです。
また休みになったら探索して歩きたいな!





