うちの近所の野球場。
ちいさい頃は高い塀に一生懸命よじ登ってのぞいて見る「ミワクのオトナのセカイ」でした。
ひさしぶりにきてみるとずいぶんちいさくてびっくりしました。
変わっていくことを望んだんです。
変わらないことを信じて。
それなのに、時の足跡を見つけるたびになぜだかとても切なくなります。
ねえ、世界はこんな色だったかな。
ねえ、君はそんな風に話していたかな。
ねえ、わたしはこんな子だったかな。
変わらないことをひとつ見つけるたびに、変わったことをひとつ見つけ出して、わたしは何を追いかけているのかな。
あの日に帰りたい、なんてもう言わない約束なのにね。
