一日サティで働くとなんだか心が折れそうになります。
慣れてないだけかもしれないけど、仕事がいやなわけじゃないけど、考えすぎなのかな。
でも、ぐったり帰ってきていると、そんな心もすーっとなるくらいの空に会えました。
田舎は高い建物がないぶん空も広いですね。
たぶん、あの街とこの街の違いは人が多いとか、あれがあるとかないとか、そんなんじゃなくてもっともっと深いものなんでしょう。
たとえばこの空も街ごとに全然違って見えます。
防府の空、福岡の空、東京の空、大阪の空、沖縄の空、いろんな空のその印象を心にぱっと思い描くことができます。
どこの空もどことも違っていて、そして他にはないそこだけの美しさがあります。
防府の空はいつも、ちょっとだけミルクを混ぜたように穏やかで優しく、平たく広い感じがします。
空気の流れ方がとてもゆっくりでふんわり浮かべそうな微笑むような空です。
空を見上げるとこの果てしない距離がよくわかります。
遠い、遠い、どんなに手を伸ばしても届きそうもないこの世界の広さを感じます。
ねぇ、この空はちゃんとつながっているよね。
ささやくような声で歌う風の中、ゆっくりゆっくり日が暮れていきます。

