フランス マルセイユ(3)  | M.K.S Blog

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料理家・栗山真由美 ライフワークは料理と旅

こんにちは。

マルセイユ旅の続き、今回はファロ宮殿(Palais du Pharo)を紹介します。

 

寒いベルギーから、マルセイユに着いた途端(5月末ですが)、すっかり夏の陽気で、コートはしまって毎日半袖、なんならノースリーブの日々。

天気予報も毎日晴れの予報でしたが、1日だけ雨の日があったのです。

ファロ宮殿へはそんなタイミングで出かけました。

 

ファロ宮殿はナポレオンの3世の別荘として建てられました。

1904年からは医学校として利用されていました。

その後マルセイユ市の所有となり、現在は国際会議センターとしてイベントなどに利用されています。

 

海の英雄と犠牲者の記念碑

 

ファロ宮殿自体は公開されていません。

なんといってもここに来る魅力は、丘の上からの素晴らしい眺め。

旧港を挟んで両側の地図に載っているランドマークの多くを確認できそうです。

港から見上げるノートルダム寺院も素敵ですが、グッと近い距離から見ることができます。

 

サン・ジャン要塞と、左奥にはマルセイユ大聖堂が見えます。

 

サン・ジャン要塞と旧港。

 

ファロ宮殿の海側を回り込んでみると、島が見えました。

前回はボートツアーで行ったんですよね〜

地元の漁師みたいな人たちに混ざって泣き笑い

 

で、そうこうするうちに晴れてきました。

お昼前だったと思います。

 

ノートルダム寺院も映える。

 

海の英雄と犠牲者の記念碑の後ろ姿も飛び出すハート

 

私はこの時、サン・ヴィクトール修道院の後に訪ねましたが、旧港から伸びるQuai de Rive Neuveという道路を岬に向かって直進するとファロ公園・宮殿に着きます。

逆ルートで旧港に向かう道すがら、変なオブジェを発見ひらめき

アートなのかあんぐり

 

ファロ公園から坂を下った、中段にあたる高さのSquare Manouchianからの眺めもなかなか。

 

通りの向こうには、Citadelle de Marseille (サンニコラ要塞)がそびえたっています。

かなり広そうで、見学できます。

 

そして、この写真の中央の茶色の建物がサン・ヴィクトール修道院です。

派手さはありませんが、素敵でしたよ。

 

こちらは後ろ姿。

 

そうそう、この右側の建物、フランスの詩人、ポール・ヴァレリー氏が住んでいた家だそうです。

特に公開はされていませんが、特別感を感じました。

ご興味ある方には、旧港南側のこの地域をまとめて回るのもいいかもしれません。

 

続くニコニコ