こんにちは。
メイヤー ファン デン ベルグ美術館(Museum Mayer van den Bergh)を、先日の”地球の歩き方WEBアントワープ特派員ブログ”で紹介しました。
まだご覧になってない方は、こちらからどうぞ
本編に載せきれなかった内容をこちらでフォローしようと思います。
この美術館では13の部屋に分けて展示されています。
順を追って補足していきます。
Room4 Metsys
写真左 VICINITY©️ Tobias Pils
中央 ST JEROME©️ Ambrosius Benson
感じ悪い半裸の老人が睨みを効かせていて、印象の良くない部屋でしたが解説を読んでみると興味が湧きます。
特にTobias Pils。
彼は全ての作品を黒と白、その中間の灰色のみで表現する、非常に直感的な芸術家だそう。
卓越した技術と、複雑な解釈が魅力で、それはST JEROMEとの共通点でもあります。
Room7 LIBRARY
LIBRARYと名付けられたこの部屋には、本棚にぎっしりと本が保管されています。
更に当時のアクセサリーなどの装飾品が色褪せることなく輝いています。
どれも美しいジュエリーボックス
Room8 SALON
Fritz Mayerが収集した、陶磁器の展示に心躍りました。
いかにもヨーロッパなデザイン、実用性に欠けるかもしれませんが、夢があって良い
帯か?と思ってしまいましたが、各地から集めた布地がまた素晴らしい
Room9 STUDIO
Fritzの集めた美しい刺繍やレース、布地、タペストリーをが集められたこの部屋の中央には、Fritzの母、HENRIETTE MAYER VAN DEN BERGHの肖像画があります。
彼女のの丁寧な管理のおかげで、200点以上のこれらの布製品が良い状態で保管されています。
ROOM10 GOTHIC
FRAME ♯1©️Muller Van Severen
Room 12 MAD MEG
MAD MEG ©️ Pieter I Bruegel
この美術館で最も有名な作品がこちら
MAD EGGOZ(DER FALL DES HAUSES "REALITAT"!)©️ Jonathan Meese
MAD MEG からインスピレーションを受け、Jonathan Meeseが描いたのが、こちらの作品になります。
素人から見ると、関連性があるようにもないようにも思えます。
色々な解釈ができるという点は共通してますね。
皆さま、良い週末をお過ごしください