ベルギーでの日々 アントワープ暮らし(31)Museum Mayer van den Bergh | M.K.S Blog

M.K.S Blog

料理家・栗山真由美 ライフワークは料理と旅

こんにちは。

メイヤー ファン デン ベルグ美術館(Museum Mayer van den Bergh)を、先日の”地球の歩き方WEBアントワープ特派員ブログ”で紹介しました。

まだご覧になってない方は、こちらからどうぞ左下矢印

 

 

本編に載せきれなかった内容をこちらでフォローしようと思います。

この美術館では13の部屋に分けて展示されています。

順を追って補足していきます。

 

Room4 Metsys

 

写真左 VICINITY©️ Tobias Pils

中央 ST JEROME©️ Ambrosius Benson

 

感じ悪い半裸の老人が睨みを効かせていて、印象の良くない部屋でしたが泣き笑い解説を読んでみると興味が湧きます。

特にTobias Pils。

彼は全ての作品を黒と白、その中間の灰色のみで表現する、非常に直感的な芸術家だそう。

卓越した技術と、複雑な解釈が魅力で、それはST JEROMEとの共通点でもあります。

 

 

Room7 LIBRARY

 

LIBRARYと名付けられたこの部屋には、本棚にぎっしりと本が保管されています。

 

更に当時のアクセサリーなどの装飾品が色褪せることなく輝いています。

 

どれも美しいジュエリーボックス乙女のトキメキ

 

 

Room8 SALON

 

Fritz Mayerが収集した、陶磁器の展示に心躍りました。

いかにもヨーロッパなデザイン、実用性に欠けるかもしれませんが、夢があって良い目がハート

 

帯か?と思ってしまいましたが、各地から集めた布地がまた素晴らしい飛び出すハート

 

Room9 STUDIO

 

Fritzの集めた美しい刺繍やレース、布地、タペストリーをが集められたこの部屋の中央には、Fritzの母、HENRIETTE MAYER VAN DEN BERGHの肖像画があります。

彼女のの丁寧な管理のおかげで、200点以上のこれらの布製品が良い状態で保管されています。

 

 

ROOM10 GOTHIC

 

FRAME ♯1©️Muller Van Severen

 

Room 12 MAD MEG

 

MAD MEG ©️ Pieter I Bruegel

 

この美術館で最も有名な作品がこちら左上矢印

 

MAD EGGOZ(DER FALL DES HAUSES "REALITAT"!)©️ Jonathan Meese

 

MAD MEG からインスピレーションを受け、Jonathan Meeseが描いたのが、こちら左上矢印の作品になります。

素人から見ると、関連性があるようにもないようにも思えます。

色々な解釈ができるという点は共通してますね。

 

皆さま、良い週末をお過ごしくださいおすましペガサス