念願のポルトガルへ(35)ポルトガルの朝ごはん | M.K.S Blog

M.K.S Blog

料理家・栗山真由美 ライフワークは料理と旅

こんにちは。

ポルトガル旅記録、ついに最終回です。

いやー、我ながら長かった泣き笑い

 

もう、だいぶ前から、大切に旅したいという気持ちもあり、

伝えたいことが溢れてるというか(ポルトガルに対しては特に)、整理するのが下手というか、

諸々の理由で今回、35回の連載にもなってしまいましたね。

コロナで渡航が不自由になって、よりその気持ちが強まったこともあります。

 

その最後のテーマはポルトガルの朝ごはんの番外編です。

ホテルの朝ごはんについては、昨日のブログに書きましたので、ご覧ください下三角

 

 

さて、例えば、超有名な老舗カフェ・ブラジレイラで朝ごはん。

 

左下に切れている、Torrada com manteiga(バターつきトースト)が食べたくて、毎回1度は行っています。

ポルトガルのトーストは厚切りで、柔らかく、おいしい国産のバターがたっぷり染みていて、シンプルだけど病みつきになります。

 

バタートーストなんて、どこも同じと思いますよね?

ポルトガル国内ならYesです。

もっと無名の田舎のカフェでも出してくれます。

ベルギーでは、パンは薄切りにするのが普通なので、これには出会えないかもなあ。

大体1皿オーダーすると厚切りが2枚来ます。

最近ではハーフサイズ(1枚)のオーダーができるお店が増えています。

 

 

さて、大人気のエッグタルト、Pasteis de Nataを扱うお店が増えた・・というか、フランチャイズのお店が増殖してるんですね。

私らも最初の1週間アパートを借りたこともあって、何度か利用しました。

 

朝・昼・晩、何かと便利なFABRICA DA NATAもその1つ。

 

ここでは実際にPasteis de Nataの焼き上がりに遭遇することも。

 

天井をよく見ると、Pasteis de Nataの型が動いてます。

店名にあるようにFabrica(工場)を演出してるんですねひらめき

 

とってもわかりやすいメニュー。

 

看板商品のPasteis de Nata。

 

別日は朝から干し鱈コロッケ食べちゃいました。

奥はバケットのサンドイッチで、常時7〜8種類ありましたね。

 

 

これは別のお店ですが、Tosta Mistaというポルトガルのトーストサンドイッチです。

見たまんま、特別変わったところはありません。

どこの国にもありそうだし、イタリアだったらパニーニに似てますかね。

でも、ポルトガルのはバター全面塗りが基本です。

ハムとチーズを挟む内側は普通ですが、外側にもたっぷり塗って焼くので、香ばしくてカリカリ。

とってもおいしいんですよ。

お店や地方によって、パンの厚みや形状が変わるのもお楽しみで、毎回、1度は必ず食べます。

どこのカフェでも食べられる定番メニューですので、チョイスに困った時にも、朝も昼もおすすめです指差し

 

最後はスーパーで買ってきたある日の朝食。

私は現地のものを試したいので、1度はキッチン付きの宿にするようにしています。

あ、これ上三角は調理の必要のないものばかりですけど泣き笑い

 

アパートから見えたお向かいの小さなベランダ。

小さな椅子が飾られてて、かわいい飛び出すハート

 

ホテルからアパートまで、ポルトガル滞在中の朝ごはんや、ポルトガルの食について、主婦と生活社のエッセイにもまとめています。

本編もぜひご覧ください下三角

 

 

長いポルトガル旅記録にお付き合いいただき、ありがとうございました。

また、ぼちぼち、いろんなこと、投稿していきますニコニコ