年と共にスタンスは変わり、スタンスによって運命の人は変わっていく。  | ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

(旧タイトル、NYと六本木ヒルズに住む経営者のひとりごと) 
ニューヨークと東京で会社を経営してます。 NYがベースで、年間10回以上、NYー東京間を往復しています。 アメリカ生活が30年以上になるので、日本にいると沢山の驚きがあります。そんな驚きを綴っています。

荒廃した雰囲気が
なんとも言えないパーキングであった。
 



まさかの倉庫プロパティ内の間借り。
 
この何気ない距離感が好きだった。
 
人と人も距離が必要。
 
ある男性はは初恋の人が
待っているから日本に帰国する。
彼女とは幼馴染で近いうちに結婚する予定だそう。
 
3年間離れて他の女性とコイタスを
重ねてわかったという。
初恋の彼女を、
自分がお金儲けして
彼女を幸せにしたいとのこと。
 
離れることによって
醸成されるバーチャルな思いは
インファチュエーションともいえる
ファンタジーを造成する。
 
映画「初恋」と被った。
 
そんなロマンのある話がまだ存在するのに
感動した。
 
「それは良かったやんけ。
運命の人を見つけたのは素晴らしい。
君はその人の側にいて、
彼女を幸せにしてあげるといいね。」
 
「はい、頑張ります。」
 
「若いことは良いことだ。
そのうちわかるとは思うが、
人生は一回だ。悔いが残らないように
暮らすんだよ。
わしはわしの人生で悔いはない。
やりたい放題やってきたから。
世の中の大半の男は、
女性に対して言いたいこと言えない。
やりたいことやらずに人生を終えてしまう。」
 
「悔いが残らないと言える人は滅多にいないと
思います。」
 
「世の中には60−70億の人がいて、
半分が異性としたら、
30億の人から一人を選んだんだから、
運命の人なんだろう。 
運命の人の解釈を広げたら、
人生はもっと楽しくなるよ。 
 
生きている間は選択の連続であり、
死ぬまで選択をし続けるんだ。 
 
ややこしい女に絡まれたら
ややこしいことになる。
わしの言ってる意味わかるかな。 
 
人それぞれ、スタンスがある。
スタンス、立ち位置だね。
 
そのスタンスが状況によって変わっていく。
 
人と人との出会いは人数からすると
天文学的数字の確率で出会っている。
通りすがりの人は別だよ。 
今ならバーチャルな出会いもありだね。 
バーチャルだけで終わると著書を読んでるのと
同じだけど、
実際に会えて、会話ができ、
その気になれば、連絡が取れる人は
人生の数十年の中で100名もいないのでは。
 
つまり、
100名と快適に会えることができるなら、
100名と運命的な出会いなんだよ。 
 
君のスタンスによって、
運命の人は変わってくる。 
 
今の彼女への思いはやがて熟成され
変化していくよ。
子供ができたら彼女は母になり、
君の価値は2番目になる。
 
君は裕福になり、
時間と余裕ができてくる。
その時に君のスタンスがどうなっているか。
考えてもしょうがない。
 
その時になればわかるよ。
 
拙者は40代の時に
倫理経営の大先輩に聞いたことがある。
【モテすぎてしまい困惑しています。
どうしたらいいんですか。】
『やれる時にやっておきなさい。
我慢するのは良くない。
いつまでも続かないから。』
 
人の社会には、理想的な社会がある。
法律によって決められた世界。
そこには無理がある。 
彼氏のことを運命の人と思い大好きと
言っていた女性が別れた翌日には
別の男を運命の人と言って大好きになっている。
結婚するまで不特定多数とやってた男女が
紙一枚でその後50年以上誰とも
コイタスしませんと
約束されられるのだから
生物学的的見地からしても、
無理があるんだね。
 
君が目指すべきところは、
理想的な社会の在り方と
本能的行動是正論との融合だ。」
 
「社長、よくわかりました。
精進して参ります。」