オフィスビルのエレベータートークも洒落にならない時代。 | ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

(旧タイトル、NYと六本木ヒルズに住む経営者のひとりごと) 
ニューヨークと東京で会社を経営してます。 NYがベースで、年間10回以上、NYー東京間を往復しています。 アメリカ生活が30年以上になるので、日本にいると沢山の驚きがあります。そんな驚きを綴っています。

エレベーター

オフィスビルについた。

 


セキュリティーバーを抜け、
エレベータードアがあいた。

エレベーターに乗って、
弊社のフロアーのボタンを押した。

メルギブソン風の白人親父が
両手に物を持っていたので、

What floor?  と話しかけた。 


18 please.
18階をお願いしまっさ。

メルオヤジは
スマイルしながら冗談ぽく言った。

Can I just ride an elevator with you?
貴殿と同じエレベーターに乗ってもよろしゅうござんすか。


小生は笑顔で答えた。

Sure.
よろしおまっせ。


無言の10秒間がすぎた。

小生が先にでた。
Take care.
じゃあね。

メルオヤジ。
Bye
さよなら。


どちらとも取れるジョークである。 


1、あなたはアジア人だけど、お主と一緒に乗っても感染しないか。

2、昨日ニューヨーク州で2番目に発見された武漢コロナバイラス患者がグランドセントラル駅周辺勤務のユダヤ人だったと発表されたので、あなたは大丈夫よね。俺は大丈夫だよ。

とも取れる。

人と人が牽制し合う時代がニューヨークにもやってきた。 


新しい出会いがなくなる。

つまり

新規の男女の出会いがなくなる時代。

シェークハンドもうかつにできない時代。