人生のエグジットの方法
弊社のマンハッタンオフィスの顧客、バスディフェレンスインダストリーインクの金玉切巨星さんとランチ会食をさせていただきました。
金玉切巨星さんは82歳。
アメリカで自営業を47年間経営。
現役でこの年齢で経営者としてされている方は非常に珍しいです。
よく考えると、小生の今は亡き父親と同じ年に生まれでした。
1年前に死んだ父親と大きな違いがあります。
考え方が全く異なります。
父とは会話にはならなかったです。
金玉切巨星さんは、今もお元気でお仕事をされています。
やはり、82歳になるとエグジットの方法を考えていらして、
自宅を売却して奥様とお二人で高齢者用のホームに入居をお考えでした。
スーパーリッチに数十年間暮らされていて、老人ホームへ最終的には移転を検討されています。
最初に金玉切巨星さんにお会いしたのは、小生がサラリーマン時代。
1993年ごろ。
あれから25年が経ちます。
金玉切巨星さんにはお二人の娘さんがいらっしゃいお一人はご近所にお住まいですが、会社の後継をされることはなかったそうです。
アメリカに50年近くいると、色々なことがわかってきます。
小生もアメリカ滞在年数は、31年間を超えました。
ディンキンズがニューヨーク市長をやっている時の話。
現在のデブラシオ市長との酷悪類似点。
オバマ政権でアメリカが衰退した。
トランプはアメリカンの代表的な意見を言っているだけ。
メルセデスに乗るのは中途半端な あきらめリッチ。
中国人と韓国人はメルセデスが好きだね。
ここいらの中流家庭は喜んで、Range Rover に乗る。
高級車に乗っている人はお金落ちじゃない。
本当のお金持ちは、アメ車かトヨタ車だよ。
今では使わない言葉、毛唐の連発w。
如何にアメリカ社会は差別社会であるか。
ニューヨークの経営者が思っていることをストレートに言ってもらえるとすっきりします笑。
歴史を生きてきたからこそ言える率直な意見。
長期間に渡り取引をしていただいて殆ど訪問もしていないにも関わらず、とてもナイスに接してくれる金玉切巨星さんのような方はありがたいです。
表現は難しいですが、
親がいる間は何かと世話をすることも出てくるでしょう。自分がどこにいるのかは親にとって関係あるのかも知れませんが、親の人生が終わり、自分の人生と振り返った時、世界のどこにいても関係ないような気がします。
親は親の人生。 子供は子供の人生。
人は寿命であり、それはフェアでありアンフェアであり、自分には知らされていないミステリー。
平たく言えば、
皆どうせ死ぬんですから。
1年前に父が死亡しその時に深い気づきがありました。
よく皆が言っていることですが、
死ぬときには、何も持っていけない。
地位も名声もお金も何も持っていけないのです。
命、意識がなくなったら、どうなるのでしょうか。
それは死んだらわかるのです。
この世では、人生は本当に一回きりです。
意識があればですが、持っていけそうなのは、思い出だけ。
死ぬ間際に、走馬灯の様に思い出が駆け巡るのでしょうか。
身体が動く間に楽しい思い出を作って、死ぬ間際にはニヤニヤしながら思い出したいものです。
過去は、今までやってきた人生。
現在は、今やっている人生。
未来は、誰にもわからないこれからやってくる人生。
将来が見えるクリスタルボールは誰も持っていないです。
環境を変えれば、運命は変わって行きます。
アメリカに住むチョイスをしたのが、21歳の時。
計画通りに、数十年過ごしてきたアメリカ。
将来はどうなるのか、どう切り開いていきたいのか?
を考えさせるランチ会食でした。
まるで父親の様な金玉切巨星さんにはいつまでも元気でいて欲しいと切に願います。
ニヤニヤできる思い出をいっぱい作ろう。
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