ビジネスホテルはサラリーマンのもの。
ホテルをチェックアウトする時に、フロントデスクに電話をして、ベルを呼んだ。
オペレーターは、聞きなれた声のおじさんだった。
ベルの人がきて、羽田空港行きのタクシーまで大きなスーツケース3つ運んでくれた。
支払いを済ませ、エントランスに向かう途中、フロントデスクスタッフの羅生門骨拾さんとすれ違った。
「あ、こんにちは。」
すぐに振り返り戻って来た。
羅生門骨拾氏、
「遠山金玉露さん、御御足はいかがですか。先ほどのお電話は遠山金玉露さんだったのですね。」
小生、
「だいぶんマシになり、歩けるようになりました。ありがとうございます。」
羅生門骨拾氏、
「お気をつけてお帰りください。またのお越しをお待ちしております。」
最後に利用したのは、2017年1月である。その後、会社の歴史上、最高の修行がやってきて、半年間のビジネスホテル利用を強いられた。
この外資系ホテルの数名のスタッフは、小生の顔と名前を覚えている。
宅急便を出す時にも、部屋まで取りに来てくれる。バスタオルの追加はいくらでも電話で持ってくる。
ビジネスホテルは、客が多過ぎるし、小生もあまり泊まらないせいもあるかもしれないが、同時に覚える気持ちはないだろう。
空調設備が悪いのが、たまに傷だが、姫路の日航ホテルも、スタッフは名前を覚えているので、チェックインの時に名前を言う必要もない。
ビジネスホテルは長期間、荷物を預けられない。ルームチェンジ時に、荷物すら自分でフロントに持ってこいといったので、小生はキレて、ホテルを変更し前の定宿に戻した。
ビジネスホテルには、ビジネスホテルの波動がある。
徹底的にケチる。
会社員で、他人の金で泊まっているなら、ビジネスホテルでよい。
自営業のオーナーなら、自分の波動を可能な限り、落としてはいけない。
ビジネスホテルには、サラリーマン波動が漂っている。
オーナー経営者なら、緊急時を省き、自分の波動、エネルギーレベルを高めておく必要がある。
社長に会いに来る人がいて、社長に会って、社長が緊張して震えていたらまずいでしょう。
エネルギーも、水も、高いところから低いところに流れる。
社長は、社員より仕事の技能はなくても、社員より、エネルギーレベルは高くなければならない。
ビジネスホテルに泊まって、犬扱いやカス扱いされて、自分の波動、エネルギーレベルを下げたらあかん。
経営者は、社員のためにも、会社のためにも、ビジネスホテルは止めよう。