ポップ・ミュージックのトリコ -96ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

次は売れたアルバムを。ポップ・ミュージックは売ることを目的に作られているわけですから、やはり売れ続けることにはそれなりの意味があると感じるラインナップです。


①『Led Zeppelin IV』Led Zeppelin(1971.11.8)

"Stairway to Heaven"



②『Dark Side of the Moon』Pink Floyd(1973.3.1)

"Money"




③『Physical Graffiti』Led Zepplin(1975.2.24)

"Kashmir




④『Rumours』Fleetwood Mac(1977.2.4)

"Dreams"



⑤『The Wall』Pink Floyd(1979.11.30)

"Another Brick in the Wall Part 2"



IN

『Rumours』Fleetwood Mac(1977)

『The Wall』Pink Floyd(1979)

 

OUT

『Hotel California』The Eagles(1976)
『Back in Black』AC/DC(1980)
 

”その1”で選考から外れたフリートウッド・マックとピンク・フロイドの2枚を”その2”に挿入。

イーグルスとAC/DCは選外に。

 

 

時代は進んで70年代。
60年代同様、まずは人気を集めた作品から5枚選出。

70年代の”その1”はガラッと内容が変わってしまいました。



①『What's Going on』Marvin Gaye(1971.5.21)

"What's Going On"



②『Can't Buy a Thrill』Steely Dan(1972.11.1)

"Do It Again"

 

 

 

③『Talking Book』Stevie Wonder(1972.10.27)

"Superstition"

 

 

 

④『Goodbye Yellow Brick Road』Elton John(1973.10.5)

"Bennie and the Jets"

 

 

 

⑤『A Night at the Opera』Queen(1975.11.28)

"Bohemian Rhapsody"

 

 

 

IN

『What's Going on』Marvin Gaye(1971)

『Can't Buy a Thrill』Steely Dan(1972)

『Talking Book』Stevie Wonder(1972)

『A Night at the Opera』Queen(1975)

 

OUT

『Pearl』Janis Joplin(1971)

『Harvest』Neil Young(1972)

『Rumours』Fleetwood Mac(1977)

『The Wall』Pink Floyd(1979)

 

”その1”はより普遍的な人気を持つものにチューニングを重ねていった結果9年経つとこうなりました。

やはり昨今のストリーミングの時代のヒット曲のロングセラー化に対応してのものです。

現在のヒットの価値観の変化は過去の作品の評価についての価値観も変化を余儀なくされます。

60年代のベスト・アルバムセレクション最後の5枚は、私個人の嗜好に忠実に選ぶアルバムです。


①『Pet Sounds』The Beach Boys(1966.5.16)


"Sloop John B"



②『Stand』Sly & the Family Stone(1969.4.12)


"Everyday People"



③『Green River』Creedence Clearwater Revival(1969.8.7)


"Bad Moon Rising"



④『Deja Vu』Crosby, Stills, Nash & Young(1970.3.11)

"Woodstock"

 

 

 

⑤『Cosmo's Factory』Creedence Clearwater Revival(1970.7.8)

"Lookin' Out My Back Door"
 

 

IN

『Green River』Creedence Clearwater Revival(1969)

『Cosmo's Factory』Creedence Clearwater Revival(1970)

 

OUT

『Going to a Go-Go』Smokey Robinson & the Miracles(1965)

『Willy and the Poor Boys』Creedence Clearwater Revival(1967)

 

ミラクルズのアルバムを外してCCRのアルバムを1枚追加&入れ替え。

 

CCRは『Chronicle』という有名なベスト・アルバムもあるのですが、そういう聞き方は勿体ない。

配信の時代だからこそアルバム曲もひっくるめて堪能するべきです。

 

ミラクルズを外したのはロック同様にソウル・ミュージックの存在感もグッと薄まったから。

R&Bがヒップホップと融合して30年が経ち、その中だけで独自の進化を始めていて、かつてのソウル・ミュージックのマナーに沿った伝統的な様式の歌とのつながりを感じられなくなってきています。

こうなると、王道のソウル・ミュージックは流行歌としてのポップ・ミュージックの歴史としては終末期を迎え、ジャズと同じように”クラシック”音楽の扱いに類似したいわゆるジャンル音楽として認識されることになります。ブラック・ミュージック好きとしては寂しい気もしますが、長い歴史や伝統を引きずることは進化にとっては有害な重荷になる側面もあるので、むしろ今後の新しい展開に期待を膨らませて動向を見守ることにします。