監督
デビッド・リーチ
ジャンル
アクション
出演
ライアン・ゴズリング as コルト
エミリー・ブラント as ジョディ
アーロン・テイラー=ジョンソン as トム・ライダー
ウィンストン・デューク as ダン
ハンナ・ワディンガム
テリーサ・パーマー
ステファニー・スー
鑑賞方法
映画館(ドルビーシネマ)
いつもいくドルビーシネマの映画館では配給会社の兼ね合いでかかってなくて、IMAXかドルビーか迷いましたが郊外のドルビーシネマで鑑賞。
こうやってあちこち映画を観るついでに普段行かない町にもお出かけできるので、それはそれで楽しいのです。
初日の1回目に行ったので、さすがになかなかの賑わい。
『バービー』のライアン・ゴズリングに『クワイエット・プレイス』のエミリー・ブラント、さらに監督は『ジョン・ウィックシリーズ製作のデヴィッド・リーチというここ数年の映画界のメインどころが集まった作品。
今が旬の映画人は何を語るのかな?と思ったら、これまた映画についての映画でした。
主役の二人がスタントマンと撮影監督という設定で、映画を撮影するシーンが冒頭からふんだんに出てくるのですが、まあとにかく楽しそう。
今の映画ってこうして撮ってるんだ、っていうのがよくわかる一面もあって新しい映画の撮り方ですね。
監督のデヴィッド・リーチがスタントマン出身ということもあって特にスタントマンの仕事へのリスペクトもすごくて、映画のなかで映画を撮ってるものですから、そのあたりのリアルさも物凄いものがあります。
主役二人のラブロマンスもコメディタッチで描かれていて、コロナ期以降すっかり下火になっているラブコメものを久々にちゃんと観た気もしました。
トム・クルーズの『ミッション・インポッシブル』のように、とにかく撮りたいシーンを撮ってからそれをつなぎ合わせてシナリオを考えて作ったことは明白で、トム・クルーズがひとり過激なスタントをこなすのに対して、本作はスタントマンが全員で一丸となって怒涛のようにスタントシーンが繰り出される映画をつくった作品。
そしてそのシナリオでは、過去の映画作品についての言及がこれまたたくさん出てきて、映画を好きな人ほど楽しめる内容になっています。
こうした映画を好きな人、つまり「映画ファン」を楽しませる演出は、最近増える傾向にありますね。
映画を観るひとの「入門編」みたいな作品が減って、何度も映画館に足を運ぶ人に向けた映画が多くなっているともいえるでしょう。
これは確かに未来を見据えると先細りを予感させるものですが、「ファン」こそ現在時点においては最も映画館にとって大切な顧客で、その顧客の満足度を上げることは売上を上げることにつながるので間違った方策ではないでしょう。
映画館は若い新しい映画世代を取り込むことを諦めたわけではなく、ホラージャンルなんかでは逆に若い世代向けに振り切った作品を作っているし、テイラー・スウィフトのライブ上映など、まったく違うファンを映画館に呼び込む努力もしています。
こうしてライトユーザーとヘビーユーザーの両方に映画館を楽しんでもらう手立てが打ててるうちは、まだまだ映画館も頑張れているということだと思います。


