ポップ・ミュージックのトリコ -47ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

 

 

 

Playlist(Spotify)

 

1位 "A Bar Song (Tipsy)" Shaboozey

produce:S.Cook, N.Sastry

 

2位 "Birds of a Feather" Billie Eilish

produce:Finneas

 

3位 "I Had Some Help" Post Malone feat. Morgan Wallen

produce:Hoskins, Charlie Handsome, Louis Bell

 

4位 "Espresso" Sabrina Carpenter

produce:J.Bunetta

 

5位 "Die with a Smile" Lady Gaga & Bruno Mars

produce:Bruno Mars, D'Mile, Lady Gaga, Andrew Watt

 

Shaboozeyが13週連続で首位に。これで通算14週目のトップ.

 

 

 

今週のピックアップ

 

"Taste" Sabrina Carpenter

 

"Sailor Song" Gigi Perez

 

"Houdini" Eminem

 

"Thick of It" KSI feat. Trippie Redd

 

"Holy Smokes" Bailey Zimmerman

 

 

新曲のチャートインが極端に少ない週であんまり新しく取り上げるべき曲がないので、再浮上組中心のピックアップ。

 

 

監督
セリーヌ・ソン

ジャンル
恋愛

出演
グレタ・リー as ノラ
ユ・テオ as ヘソン
ジョン・マガロ as アーサー
Moon Seung-ah
Seung Min Yim
 
鑑賞方法

 

映画館 行きつけの近所の映画館


自宅にて動画配信を視聴
 

鑑賞した映画のレビューが全く追いつかず、どうしたものかと思っていますが、配信開始のタイミングで再度観なおした映画だけは観たタイミングで書いていこう、ということで本作。

 

これ恋愛映画っていうジャンルになってるけど、それはなんか違う気がするなぁ。

 

たしかにその要素は全体のフォルムとして借りてるけど、伝えていることはそういうことではないと思います。

今年は『落下の解剖学』のミステリー仕立てといい、見かけとテーマがずらしてある作品が目につきます。

 

この映画はでは一体なにを語っているかというと、封じ込めたペルソナの解放と、それによってやっと一人前の大人に成長するに至るというオトナが本当のオトナに成長する話。

 

主人公は、韓国から米国への移民の体験により、自分の内面にある泣き虫という人格を封じ込めていかにもさばさばとした都会的な人物として新天地で暮らしていた。

ところがそこに幼少期の初恋の男性が韓国から訪れ、彼によってその当時の泣き虫だった自分にやっと向き合い、封じ込めて表に出すことのなかった自分の弱い部分をやっと表に出すことができるようになった。

それは弱くなったのではなく、自分の弱いところも認められる強くそして人格的に豊かなオトナに成長できたのだということ。

 

かつての幼少期の初恋の男性は、今の夫から彼女を奪い去りに来た存在としてではなく、捨ててきた弱虫の感情を韓国から送り届ける精霊のような役割で描かれる。

 

確かに彼は彼女のことを忘れられずに来るのだが、弱虫だったあのころの彼女の心のパーツだけを抱えて米国に来た彼は結局彼女とは縁がないことを悟り、帰りはひとり傷心を抱えて帰国の途に向かう。

 

美しい、ホントに美しい話。

 

社会に生きる人間なら絶対抱えている傷口のような部分をそっと撫でてくれるような作品。

これを急ぎすぎず、かつ冗長にならないギリギリのテンポで話を紡いで、温かくも切ない物語を届けてくれる、そんな作品です。

 

監督
ダグ・リーマン

ジャンル
アクション スリラー

出演
ジェイク・ギレンホール
ダニエラ・メルヒオール
ビリー・マグヌッセン
ジェシカ・ウィリアムズ
ヨアキム・デ・アルメイダ
コナー・マクレガー
ルーカス・ゲイジ
 
鑑賞方法
鑑賞方法 自宅にて動画配信を視聴
 

なんでこれが映画館で観れないのか?

 

本作はアマゾンプレミアム限定配信作品。

ところが観進めるほどに、アクションシーンはド迫力だし、風景も恐ろしいほど美麗。

こんな作品家で観てちゃだめだ・・・。

 

映画の内容こそ流れはオーソドックスで西部劇の現代版とでもいうべき王道の展開。

ただ、要素要素でぶち込んでくる仕掛けがイチイチ半端ないクオリティで例えるならありえないクオリティで作ったプリンみたいな代物。

 

美味な作品にならないわけがない。

かくして満足度もかなり高い作品でした。

 

まあ、こういう作品はスカッとして中身が残らないので、半年後には忘れている危険度さえあります。

でもそれでいいのです。見終わった瞬間が感動のピークで「あー観てよかった」と感動して、あっさり忘れ去る。

そういう作品こそこのブログで取り上げるポップ・ムーヴィーの基本。

パッと開いてすぐに散る花火のような作品だからこそ、儚い夢のような深い味わいで鑑賞できるのです。