ポップ・ミュージックのトリコ -25ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

 

監督
コラリー・ファルジャ

ジャンル
ホラー
 

出演
デミ・ムーア as エリザベス
マーガレット・クアリー as スー
デニス・クエイド
ジョゼフ・バルデラマ
 
鑑賞方法
映画館 行きつけの映画館

 

アカデミー賞授賞式の司会者登場の際のネタとして擦られたこの映画の印象的なシーンもあって、何やらとんでもなくエグいものを見せられる心の準備はあったものの、最近のホラーは正味そこまでグロいシーンもないので特段の覚悟もせずに映画館の座席に着席。

 

というか気になったのは、割と空いてる映画館で、なぜか隣の席を間を空けずに座ってきた青年。

隣に人がいるのって気が散ると思うのですが、なぜ敢えての真隣りなのか?

 

場内のお客さんはやはり普段より女性が多め。

ホラージャンルは女性客を狙うフォーマットとしていよいよ確立されてきた様子。

アクション映画がオッサンを呼び込むジャンルとして機能して久しいですが、ラブストーリー映画以外で女性を狙えるというのは作家としても意欲が湧くところらしく、しかも一定の集客が見込めるので内容も野心的なものが多いですね。

 

そんな中でも本作は本命中の本命。

自らも女優としての経験を持つ女性監督が、デミ・ムーアを主演に迎えて放つ、ハリウッド女優が主役の作品とあっては、もはやジャンル映画としてのホラー映画の一作品としては片付けられないものとなっています。

 

映画のルックもこだわり抜かれていて、往年の名作からの引用も多く、キューブリックやらデヴィッド・リンチやら監督が映画に深い造詣があることが伝わってきます。

 

でもそこまでやりつつ基本テイストはコメディ。

サム・ライミ監督のようにホラー要素は怖がらせるものではなく嫌悪感を追求してもはや笑えるところまで押し進めます。

コメディ好きの自分としては最高で、大好きな作品となりました。

 

女性の若返りというテーマで舞台設定してますが、それについての社会的な背景などを浮かび上がらせるのはあくまでストーリーをドライブさせるためのエンジンとして使っているだけで、問題そのものを糾弾するようなものにはしていません。

このあたりはアクションコメディ映画で戦争を舞台にして描くときの舞台設定と同じで、シニカルに描くとしても社会派の作品として重厚に作るのではなく、エンタメ作品として振り切っています。

 

女性には特に重くのしかかるルッキズムやエイジズムの課題を題材にしていますが、それはウディ・アレンがユダヤ人差別を自虐的に使いながら話を進めるように、身近にある言葉にしにくい題材の蓋を開けて、映画の表現を豊かにしているということが主眼としてあります。

たとえばこれが黒人問題になれば近年でいえば『アメリカン・フィクション』という作品になるのでしょう。

 

この映画の成し遂げたこと、後世への意味ということでいうと、女性を客として見立てた作品で、ブラックスプロイテーション映画の女性版のように機能しはじめたホラージャンルから『黒いジャガー』のような作品が生まれてきたということでしょう。

 

きちんとお金が回り始めて固定客がつけば、こうした潤沢な資金と才能が注ぎ込まれた作品が出てくるということ。

しばらくホラージャンルの作品の勢いは止まりそうもありませんね。

4月も3月ほどではないにしても順調に映画を観れましたね。

やっぱりコナン公開の時期はデカいタイトルが避けられる傾向がここ数年は特に強いので後半はちとタイトルが弱かったかな。

配信物は全然観れなかったです。

うーん、どうしても暖かくなってくると外出したくなるし、夜も遅くまで出歩きがち。

そもそも私の趣味は音楽が主戦場ですからね。

その割には結構見ているのだと思っています(笑)

 

4/02 『デーヴァラ』(IMAX)

4/03 『BETTER MAN ベター・マン』

4/06 『ナタ 魔童の大暴れ』(IMAX)

4/09 『アンジェントルメン』

4/09 『リサ・フランケンシュタイン』(Amazon Prime)

4/10 『HERE 時を越えて』

4/13 『アマチュア』(ドルビーシネマ)

4/16 『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』

4/17 『シンシン/SING SING』

4/20 『片思い世界』

4/23 『おいしくて泣くとき』

4/23 『陪審員2番』(DVDスルー)

4/24 『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(IMAX)

4/27 『マインクラフト ザ・ムービー』(IMAX)

4/30 『異端者の家』(ドルビーシネマ)

 

ENJOY!

ポップ・ムーヴィー!!

監督
ジェイク・シュライアー

ジャンル
アクション SF
 

出演
フローレンス・ピュー as エレーナ
セバスチャン・スタン as バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー
デヴィッド・ハーバー as アレクセイ/レッド・ガーディアン
ジュリア・ルイス=ドレイファス as ヴァレンティーナ
 
鑑賞方法
映画館 IMAX

 

公開日最初の日曜日とあって映画館はさすがに混みあってました。

なんだかんだ『サンダーボルツ*』には期待が集まっているようで少しホッとしました。

 

個人的にも『キャプテン・アメリカ』より期待大。

 

エレーナ役のフローレンス・ピューを劇場で見られるだけでも嬉しい!

で、上映開始になるとIMAXのいつもの映像がファンタスティック・フォーのバージョン!

いやいやこれだけで満足といえば満足。

で、テンションがあがったところで『キャプテン・アメリカ』では省かれたマーヴェル・スタジオのロゴといつものファンファーレ。キターーーー!と思ったら不穏な感じで途切れちゃうというこちらも凝ったアレンジ。

 

ここまで期待値があがったらガックリしたときの落差が激しいので心配でしたが、観終われば満足度の高い作品でした。

なんというか『ウルトラマン』の映画で、ゾフィーとかアストラとかウルトラの父とかウルトラマンキングとかを集めて主役にしたような感じで、『ウラ・ウルトラマン』的な感じが良かったですね。

しかも敵をうちのめして終わるんじゃなくてプリキュア映画のように敵を鎮めて終わるというのも良かった。

全体としてはダークな感じなのに、サラッと爽やかな気分で観れました。

 

彼らが『ニュー・アベンジャーズ』となったわけですから、今後の活躍にも期待が持てますね。

ただ、今後ファンタスティック・フォーやⅩメンなど超人クラスのヒーローチームが登場するので、ホークアイレベルの普通の人間キャラクターが活躍するのはなかなか難しい。

 

ここはワカンダ製の武器などで補強されないとなかなか肩を並べて戦う絵はつくれないかも。

 

まあ、そんな展開を夢想するのもMCUものの楽しいところ。

 

なんだかんだマーヴェルものは結局今後も見逃せないですね。