
1位 "Psycho" Post Malone feat. Ty Dolla $ign
produce:Post Malone, L.Bell
2位 "Nice for What" Drake
produce:Murda Beatz, Blaq N Mild
3位 "I Like It" Cardi B, Bad Bunny & J Balvin
produce:Tainy, Craig & J. White Did It
彼女の新作からの曲が3位に浮上。Bad BunnyとJ Balvinというラテン・アーティストの旬どころを起用してのナンバー。
とうとうストリーミングの売上が単独で全音楽のうちで一番売上が高い存在になった今、ストリーミングは定額消費なので、一人当たりの音楽にかける金額が、それほど重要な問題ではなくなっており、人口の多さがそのまま購買力に結び付いてしまっています。
こうなると、人口では英語圏より圧倒的に多いラティーノの影響力が強まっていて、グローバルチャートでは、米国産の人気曲に交じって、急にこうしたラテン系の曲も登場します。
彼女はこうした背景をちゃんと勝機に変えたということですよね。
ところでこの曲ではPete Rodriguezの"I Like It Like That"が使われていますね。
60年代のヒットですが、ヴォーカルがJBなみに自由なのがいいです。
4位 "Girls Like You" Maroon 5 feat. Cardi B
produce:J.Evigan, Cirkut
なんか80年代後期あたりに流行った”ワールド・ビート”っぽい雰囲気の曲。
王座は誰にも渡さないというギラギラした向上心が彼らの魅力のひとつで、今回はCardi Bをゲストに迎えています。
アフリカンな香りが漂っています。
こういうのを洋楽ではトロピカルと表現されるのですが、個人的にはイメージが合わないので使わないでおきます。
ポップ・ミュージック界の頂上争いの一角として、どうあってもポップロックの牙城は崩させない、という使命感のようなものを最近の彼らを見ると、つい感じてしまいます。
ポップロックはロックの世界からも、ちょっと下に見られがちですが、彼らはどういわれようと、ロックの持つ魅力を人々に届けて、ロックのリスナー、そしてロック・アーティストを少しでも増やそうと挑戦を続けます。
4位、立派ですが、彼らの欲しいポジションはもう少し上でしょうね。
5位 "God's Plan" Drake
produce:Drake
Post Malone feat. Ty Dolla $ign の"Psycho"が1位に!
今週のピックアップ
"I Thought about Killing You" Kanye West
"Yikes" Kanye West
"Wouldn't Leave" Kanye West feat. PARTYNEXTDOOR
"Violent Crimes" Kanye West
大物のリリースが続きます。
今週はKanyeの『Ye』が出ました。
常人の考えるポップ・ミュージックの範疇からは逸脱したところに彼の音楽世界は存在しており、毎回その彼の変態ぶりを味わうのが楽しみなのですが、寿司の上からチョコシロップを乗せてしまうような奇抜さと、共感を呼びようがない独特の内容のリリックは相変わらず。
"Simple" Florida Georgia Line
10年代のカントリーのリスナーの裾野を広げて、ポップカントリーなんて表現さえ一般的にした彼ら。
こういった成功を収めてしまうと、揶揄にさらされる機会もやっぱり増えてしまうものですが、こういうわかりやすくシンプルなもののほうが、アーティストの価値を陳腐化させてしまいかねないリスクが高い選択肢でもあるわけで、この曲だってそのギリギリのライン上に乗せる絶妙なバランス感覚で作られています。
往年のポール・マッカートニーの諸作のように、丁寧につくられたポップな作品です。
"Must've Never Met You" Luke Combs
まだ28歳とは思えない渋み。
こういう70年代のウエスト・コースト・ロックっぽい音楽はいつの間にかロックのジャンルとして扱われなくなってきています。
近い将来、イーグルスはカントリーのジャンルに押し戻される日もくるのかもしれませんが、それではドン・ フェルダーが報われません。
"Sin Pijama" Becky G + Natti Natasha
”35億”の曲で日本でも有名になったオースティン・マホーンの元彼女であり、当ブログでも一度取り上げたBecky G。
ハリウッド作品のパワーレンジャーへの出演で母国米国への凱旋も果たした彼女。
すでにラテン語圏では歌手として知られた存在でしたが、とうとう音楽の世界でも、大きな成功を掴もうとしています。
カミラ・カベロの成功もあって、無理に気取った感じには作りこまず、可愛さをそのまま売りにすることが定着しつつある中、この曲もPVではキュートさが際立っています。
ただ、タイトルの”シン・ピヤマ”とは日本語にすれば”パジャマなし”。
・・・いやはやラティーノは情熱的です。

