ポップ・ミュージックのトリコ -125ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。




1位 "Girls Like You" Maroon 5 feat. Cardi B
produce:J.Evigan, Cirkut

2位 "In My Feelings" Drake
produce:TrapMoneyBenny, Blaq N Mild

3位 "Killshot" Eminem
produce:illaDaProducer
Eminemがリリースした『Kamikaze』の中でMachine Gun Kellyをディスったことからはじまり、そのMachine Gun Kellyが”Rap Devil”なる曲をドロップして応酬すると、今度はEminemがこのKillshotをリリース。
Killshotとは”とどめの(反撃できない一撃必殺の)攻撃”のことで、これで決着をつけよう、という意味なんでしょうけど、ここで、Machine Gun Kellyが所属するBad BoyのP. Diddyにまで言及しているのには、どうもこの騒ぎが延焼してしまう予感があります。
内容も22年前におきた2Pacの殺害事件の犯人を差し向けたのはDiddyだという主旨のもので、Eminem自身はDr.Dre一派、つまり、2Pacが殺害された当時所属していたDeath Rowの流れを汲んでいる側として言及しているようにとれます。
こういう作品を通じてのBeef自体はHip Hopの文化の醍醐味のひとつで、それが当時のMix Tape時代と違い、Streamingを稼いで今回のようにビジネスとして成り立っていることはいいとは思いますが、ことDeath RowとBad Boyの対立は、真相は闇に包まれながらも、2PacとThe Notorious B. I. G. という二人の看板スターが殺害されてしまうという、エンタテインメントの範疇を超えてしまった事件なので、取り上げるのには慎重であってほしいです。

4位 "Lucid Dreams" Juice WRLD
produce:N.Mira

5位 "Better Now" Post Malone
produce:Frank Dukes, L.Bell




Maroon 5のGirl Like Youが1位に。
Drake王朝時代がやっと途切れました。


今週のピックアップ

"Drip Too Hard" Lil Baby & Gunna
Streamingが録音音楽消費の主流になった今、ヒップホップは一番稼げるジャンルとして、業界あげての盛り上がりぶり。
ヒップホップのリスナーの多くはCDには手を出さず、Streamingで音楽を楽しみます。
そしてStreamigは減少の一途をたどる既存のメディア媒体に反比例して、今最も売り上げが伸びている成長株。


"Better" Khalid
ヒップホップの興隆と時期を同じくして、そのヒップホップと親和性の高いR&Bも復活。
その新しい時代の立役者もこのKhalidはじめメンツが確定し始めています。
つまりはスター級アーティストの確立に向って時代は進んでいます。
もちろんそうなってくるとR&Bのポップ化も同時にスタート。
この曲もなんとプロデュースはStargate。
新しい表現力の翼を持って進化したR&Bは、早くも世俗化に向けて動いています。
ただ、この波があってはじめて、R&Bという閉じた世界からポップ・ミュージック界全体の大きな舞台でより大きな影響力をもたらすことができるようになるのも事実。
R&Bはいつもこの葛藤の中に生きて、独自性と普遍性のちょうど中間点を探りながらこのジャンルの火を灯し続けてきました。
この曲とて、パッと聴いた感じではそれとわからないほど、Ne-Yoの作品なんかで見せていたStargateらしい美的で普遍性の高い雰囲気を押し止めて、几帳面に今どきの沈鬱な風合いをトレースしています。

"The Way I Am" Charlie Puth
彼のニュー・アルバムの曲はライブを意識して作った色合いが強く、こうしたライブでさらに曲の完成度が高まっている気がします
最近はリリースが少なくなりましたが、『ライブ盤』なんかも彼の場合欲しいかもしれません。

"Speechless" Dan + Shay
PVが示す通りのまさにWedding Song。
時代が移り結婚というものの人生の位置づけも随分カジュアルなものに変わりましたが、それでも例えば純白のドレスなんかはやっぱり特別な輝きを感じます。
Dan + Shayはここ最近メキメキ頭角を現してきましたが、この曲はさらにもう一段彼らの人気を押し上げそう。

"Leave Me Alone" Flipp Dinero
Hip Hopの聖地ブルックリンから登場の22歳ラッパー。
調子に乗った感じのPVがいかにもなつくりで安心できます。なんだかRuff Rydersのことを思い出しました。


1位 "In My Feelings" Drake
produce:TrapMoneyBenny, Blaq N Mild

2位 "Girls Like You" Maroon 5 feat. Cardi B
produce:J.Evigan, Cirkut

3位 "I Like It" Cardi B, Bad Bunny & J Balvin
produce:Tainy, Craig & J. White Did It

4位 "Better Now" Post Malone
produce:Frank Dukes, L.Bell

5位 "Lucid Dreams" Juice WRLD
produce:N.Mira





DrakeのIn My Feelingsが10週目の1位に。


今週のピックアップ

"I Love It" Kanye West & Lil Pump
Kanyeの創作意欲が止まりません。
全盛期の小室哲哉やつんくのように、面白い作品を続々量産しています。
この曲ももう何だかよくわからない独特な感性をPVが後押ししていて奇妙キテレツ。

"I Like Me Better" Lauv
もう何だか涼しくなり始めています。
今年は天変地異的な現象もさることながら、日々を過ごす生活も気候の不順さに悩まされます。
まあ、とはいえこうして涼しいと、窓を開けて入ってくる風に乗せてこういう曲を聴くと癒されます。
もちろんコーヒーは必須。
至福のひととき。

"The Way I Am" Charlie Puth
彼のつむぐ作品は現代的ながらも、あえて過去の流行にどこか紐づけていってノスタルジーを呼び起こす仕掛けを施すのですが、この曲はその味付けが薄め。
リリックを詰め込んだヴァースと対照的に開放感のあるコーラスパートは、どこか00年代以降の味付け。
とはいえ、ギターの音はどこか懐かし目。

"Come Back To Earth" Mac Miller
突然の訃報が届いたマック・ミラー。
上で取り上げたチャーリー・プースはここ最近親しくなってよく連絡を取っていたらしく、エラくショックを受けたツイートをしていました。
まだ26歳だった彼がこの年齢で人生を終えなければならなかったことは本人はもちろん、友人やとりわけ家族にとっては乗り越えきれない無念さがつのることでしょう。
ただ、こうして彼の作品は世の中に永久に残り続けます。
彼がたとえこの世にいなくなっても、人々が彼の作品を求め続ける限り、彼は不滅なのです。

"Hopeless Romantic" Wiz Khalifa feat. Swae Lee
最後はWiz Khalifa。
相変わらずの大麻大好きっぷり。
大麻業界は彼には一生分の大麻をプレゼントしてあげてもいいんじゃないでしょうか?
マック・ミラーを上のチャーリー・プースとウィズ・カリファで挟んだのはチャーリー・プースとのコラボ"See Tou Again"で追悼するため。
このサイトらしく音楽で追悼。


いごっそ魂 ”三山ひろし
氷川きよしが勝利の凱歌も高らかに、ひとり一歩前に進めば、そうはいかぬと三山ひろしも渾身の一作で勝負。
いごっそとは高知弁で頑固者を指すようで竜馬もモチーフにしながらの貫禄の歌いっぷり。
80年代末、90年代末、00年代末と、10年ごと演歌が盛り上がりますが、10年代も大詰めを迎え、演歌界は沸いています。